残念な発表があった。東京湾でレストランシップ事業を展開する「東京ヴァンテアンクルーズ」が事業から撤退する。現在運航は休止しており、このまま終了する可能性が高い。事業撤退日は2020年6月30日(2020/05/30)。
(中の人撮影)=2019年8月、晴海埠頭沖のヴァンテアン
概要
東海汽船の100%子会社「「ヴァンテアンクルーズ」がレストラン船「ヴァンテアン」を運行するレストランシップ事業から撤退することが決まった。
事業撤退の理由
東海汽船はお知らせの中で、厳しい経営環境(償却費負担/近年の競合激化/船舶の老朽化による維持整備費用の増加)に、損失の拡大(新型コロナウイルス感染拡大の影響)が加わり、今後の船舶維持費用を考えると事業継続は困難と判断した、と説明している。
事業撤退日 2020年6月30日
※東京ヴァンテアンクルーズは今後、解散・清算する見通し。
現状(2020年5月30日現在)
新型コロナウイルスの影響で、2020年5月31日までの運航休止が発表されている。6月の運航については発表されていない。
参考:クルーズメニュー
(ヴァンテアンクルーズ)
・ランチタイムクルーズ、トワイライトクルーズ、ディナータイムクルーズを実施(各120分、航行は150分)。
・ランチタイム/トワイライトクルーズ 9600ー5500円
・ディナータイムクルーズ 15300−9800円
そのほか、スペシャルクルーズ多数
感想・まとめ
豊洲ぐるり公園からたまに見かけたヴァンテアンクルーズのお客さんは、いつも楽しそうに見えた。 東京湾を満喫できる手段の一つが失われてしまったのは本当に残念。これから復活する東京湾観光の先頭を走って欲しかったなあ。
んー、新型コロナ憎し。