2023年8月26日に開業した宇都宮・芳賀ライトレール(愛称:ライトライン)に乗ってきた。どの街を走る路面電車もそうだが、シンボル性は圧倒的。東京都心で実現できれば望ましいけど、なかなか難しいのではないかという印象を持った(2023/09/22)。
乗り場まではJR宇都宮駅から少し歩く
JR宇都宮駅までは在来線で移動。新橋から約2時間(約2000円)。
駅の改札を直進すると、案内がすぐ目に入る。
突き当たりを右に行くと連絡通路。これでもか、というほどの垂れ幕が目を惹く。
宇都宮東口駅ホーム
宇都宮駅東口駅のホームにあった時刻表と路線案内
乗車した区間は市街地ではゆっくり走り、郊外ではややスピードを上げて走る印象。
運賃表。150円〜400円。
利用方法は交通系ICカードと現金で異なる
ICカードは全扉で乗車も降車も可能。専用読み取り機にカードをタッチすればいい
現金は全扉で乗車可能。整理券を取る。後者は先頭車両のドアから。現金で清算。
乗車時は緑色の読み取り機、降車時には黄色の読み取り機にタッチする。色分けされていてわかりやすい。
車内の雰囲気
3両連結車両の内部はこんな感じ。全ての扉には乗車用と降車用のICカード読み取り機が設置されている。
ホームについて
たまたま降りた「グリーンスタジアム前」駅。
ベンチをよく見ると、開業を待ち望んだ市民らのメッセージプレートが。なかなか胸アツ。東京BRTではここまでの取り組みはない。あのバス停ではやりようもない。中途半端な東京都の支援に腹がたつ。インフラ整備は東京都。責任持てよな。
上り宇都宮駅東口方面行きの3・4番線と下り・芳賀・高根沢工業団地行きの1・2番線のホームが300mぐらい離れているので注意が必要。このほかの駅も上りホームと下りホームが離れているところがいくつかあるようだ。
線路とホームの段差がほとんどないことに注目。転落事故は起きにくい。
参考 発車の様子
参考 利用状況(NHK)
開業10日の利用状況
・平日 12000人〜13000人
・最大 20000人(9月3日)=Jリーグの試合が沿線で行われた日
予測 平日 16300人 休日 5600人
感想・まとめ
BRTと比べて象徴性、未来感は別次元の水準にある。
観光資源の一つといってもいいかもしれない。
乗り心地もとてもいい。
まだまだ開業1ヶ月ということもあって、とりあえず乗りに行ってみようという人がかなりいたように思う。乗客全体の1/3ぐらいかな。それでも区間によっては立ち席の人もかなりいた。
開業ブームが終わってからが本番。
さあ、がんばれ。