どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#1755 三菱地所が横浜市内陸部にテーマパーク 総面積70ha・2031年ごろ開業予定

横浜市旭区のおよそ70ヘクタールの広大な土地に、テーマパーク「KAMISEYA PARK(仮称)」をつくる事業を三菱地所が手がけるという発表があった。興味深いのだが、何がテーマからふわふわしていて、公共交通アクセスも悪く、どう人の流れを呼び込むのか想像がつきにくい(2023/09/14)。

KAMISEYA PARK(仮称)イメージ=横浜市

所在地 旧上瀬谷通信施設の一帯242ヘクタールの一部

KAMISEYA PARK(仮称)所在地=どらったら!作成

遠いなあ。

KAMISEYA PARK(仮称)概要

事業予定者 三菱地所(競合なし)

敷地 旧上瀬谷通信施設地区 242haの一部

施設概要=横浜市

※「新たな交通」(後述)の新駅がテーマパーク左側(西側)に設けられていることに注目。現在「検討中」とのこと。

※大量輸送機関がなく、4500台分の駐車場が用意される。アクセスは車がメインになりそう。

4つのゾーンから構成

1️⃣テーマパークゾーン(514000㎡)

横浜市

・最先端のエンターテインメントが集まる

・子供から大人まで楽しめる

・スリルあふれる

・最先端の「ジャパンテクノロジー」を活用

・バーチャル空間を活用した体験機会

※イメージ図って、賑やかしで花火をあげちゃうんだよね。

2️⃣駅前ゾーン(70000㎡)

横浜市

・テーマパークのグッズショップ

・コンビニ

・ドラッグストア

・カフェ、レストラン

3️⃣公園隣接ゾーン(65500㎡)

横浜市

・自然をコンセプトとした商業施設

4️⃣環4西ゾーン(57000㎡)

スケジュール(予定)

2023年度 基本協定締結

2028年ごろ 基本計画協定締結

2028年ごろ 事業者使用開始(工事着手)

2031年ごろ 開業

参考 新たな交通「(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン」は「検討中」

瀬谷駅とテーマパークを結ぶ新交通システム(AGT)を想定。

桁上などに設置された走行路上を車両が案内レールに従って走行するシステム

横浜市

延長約2・6キロ

円形トンネル 1・7キロ

箱型トンネル 0・2キロ

擁壁     0・1キロ

土工部    0・6キロ

・2027年花博の開催までに整備する計画だったが、市の第三セクターが需要が見込めないとして事業参画を見送っている。想定事業費640〜680億円(当時)。

・現在のステータスは「検討中」。

感想・まとめ

最寄駅は相模鉄道瀬谷駅。そこから新設するAGTを使うアクセス。

年間1200万人の利用想定で将来は1500万人とするだそうだ。

単純に1カ月100万人、平日1日2万人、土日祝は1日5万人ぐらいか。

・・・

そもそもテーマパークの「テーマ」がよくわからないので評価のしにくいが、

テクノロジーをテーマにするのはどうなのかなあ。

あと、公共交通機関によるアクセスがどうにも悪セス。

どう人の流れを呼び込む仕掛けを作るのかな。

その辺に興味がある。

参考リンク等

旧上瀬谷通信施設地区「観光賑わい地区」の事業予定者を決定(横浜市)