横浜市旭区のおよそ70ヘクタールの広大な土地に、テーマパーク「KAMISEYA PARK(仮称)」をつくる事業を三菱地所が手がけるという発表があった。興味深いのだが、何がテーマからふわふわしていて、公共交通アクセスも悪く、どう人の流れを呼び込むのか想像がつきにくい(2023/09/14)。
- 所在地 旧上瀬谷通信施設の一帯242ヘクタールの一部
- KAMISEYA PARK(仮称)概要
- 4つのゾーンから構成
- 参考 新たな交通「(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン」は「検討中」
- 感想・まとめ
- 参考リンク等
所在地 旧上瀬谷通信施設の一帯242ヘクタールの一部
遠いなあ。
KAMISEYA PARK(仮称)概要
事業予定者 三菱地所(競合なし)
敷地 旧上瀬谷通信施設地区 242haの一部
※「新たな交通」(後述)の新駅がテーマパーク左側(西側)に設けられていることに注目。現在「検討中」とのこと。
※大量輸送機関がなく、4500台分の駐車場が用意される。アクセスは車がメインになりそう。
4つのゾーンから構成
1️⃣テーマパークゾーン(514000㎡)
・最先端のエンターテインメントが集まる
・子供から大人まで楽しめる
・スリルあふれる
・バーチャル空間を活用した体験機会
※イメージ図って、賑やかしで花火をあげちゃうんだよね。
2️⃣駅前ゾーン(70000㎡)
・テーマパークのグッズショップ
・コンビニ
・ドラッグストア
・カフェ、レストラン
3️⃣公園隣接ゾーン(65500㎡)
・自然をコンセプトとした商業施設
4️⃣環4西ゾーン(57000㎡)
スケジュール(予定)
2023年度 基本協定締結
2028年ごろ 基本計画協定締結
2028年ごろ 事業者使用開始(工事着手)
2031年ごろ 開業
参考 新たな交通「(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン」は「検討中」
桁上などに設置された走行路上を車両が案内レールに従って走行するシステム
延長約2・6キロ
円形トンネル 1・7キロ
箱型トンネル 0・2キロ
擁壁 0・1キロ
土工部 0・6キロ
・2027年花博の開催までに整備する計画だったが、市の第三セクターが需要が見込めないとして事業参画を見送っている。想定事業費640〜680億円(当時)。
・現在のステータスは「検討中」。
感想・まとめ
最寄駅は相模鉄道瀬谷駅。そこから新設するAGTを使うアクセス。
年間1200万人の利用想定で将来は1500万人とするだそうだ。
単純に1カ月100万人、平日1日2万人、土日祝は1日5万人ぐらいか。
・・・
そもそもテーマパークの「テーマ」がよくわからないので評価のしにくいが、
あと、公共交通機関によるアクセスがどうにも悪セス。
どう人の流れを呼び込む仕掛けを作るのかな。
その辺に興味がある。