2021年11月中旬から年末にかけて、東京都江東区有明と台場・青海で自動運転サービスの事業化に向けた実証実験が行われる見通し。細かな内容は今後、事業者提案の公募と選定を経て決まる。まちの魅力を高めるような内容ということなので、注目してもいいんじゃないかな(2021/04/29)。
こんなイメージの移動商店街とか、どうだろう???
サービス実証概要
まちの魅力向上に資する自動運転技術実装に向けたプロジェクト公募
・自動運転サービス事業化に向けた課題抽出
・採算性、ニーズの分析と免許返納後の高齢者等の移動制約者の移動手段確保
・インバウンド需要への対応のための地域間の回遊性向上と賑わい作り
ほか
実証実験期間
2021年11月中旬以降12月末までの2週間から4週間前後
対象エリア
・上図はおもなエリア。
実証実験の内容
・臨海副都心を含むエリアでの事業化を目指す内容
・まちの魅力向上に資する内容を含むこと
・「回遊性」を評価する取り組みを含むこと
・電気自動車を使うこと
スケジュール
2021年
7月 事業者発表
11月中旬〜12月末 実証実験期間
感想・まとめ
東京2020大会後のプロジェクトということになる。実証実験も「事業化を目指す内容」と聞くと、実現が近いのかな、という気がする。人の流れが止まった中だとこういった実証実験もなかなか厳しいのではないかな。
江東区有明を含む臨海部は、東京都の方針もあって実験色の強いプロジェクトが増えていくだろう。今回、どんな形のプロジェクトが選定されるのかはかなり楽しみ。
導入車両はソフトバンク系のナビヤアルマか、トヨタのe-Paletteのどちらかになるんじゃないかな。エリアに自動車展示ショールームのメガウェブを持つトヨタは、自前の実験都市ウーヴン・シティが稼働していないので、こちらに応募してくるかもしれない。
移動を想定しているとはいえ、賑わいづくりという点では、e-Paletteによる移動商店街は結構有力じゃないかな。