東京モノレールの通勤、通学定期旅客運賃が2019年10月1日から値下げされる。最大24・4%という大幅な値下げ。といっても、大幅値下げの区間を定期で利用する人はかなり限られるのではないか(2019/08/03)。
(東京モノレール)
概要
実施日 2019年10月1日
割引率
(通勤1カ月の場合) 現行平均49・5%→届出平均53・8%
(通学1カ月の場合) 現行平均75・5%→届出平均78・8%
(中の人作成)
※X軸 1〜6はキロ程区別。
1は1.5キロまで、6は13・5キロ超17・8キロまで
最大割引率の適用条件
通勤・通学とも13.5キロ超、17・8キロまで
(通勤1カ月の場合)24・4%
(通勤1カ月の場合)16・8%
具体的には
・天王洲〜羽田空港第2ビル
のみ。
短い区間の定期運賃の値下げはわずか。
感想・まとめ
最大24%の値下げというのはインパクトがあるが、適用条件を見るとなかなか厳しい。浜松町〜新整備場+羽田空港、天王洲〜羽田第2Tが最大の割引率になることから、空港勤務者向けの割引の意味合いが強いのではないか。
JRの計画する空港アクセス線は加算運賃が適用されるだろうから、空港アクセス線の開通前に空港関係者の利用者を囲い込もうという狙いもあるんじゃないかな。ルートはかなり違うけど。
参考
(東京モノレール)