東京都墨田区と東武鉄道が、浅草エリアと東京スカイツリータウンを結ぶエリアで恒常な賑わい創出に乗り出すことになった。2つの観光拠点の回遊性を高めるのが目的(2019/06/26)。
(東武鉄道)
東京都が2014年2月に打ち出した「隅田川等における新たな水辺整備のあり方」に沿った内容で、これが具体化されたもののようだ。
概要
2つの事業からなる。
①北十間川・隅田公園観光回遊路整備事業
(東武鉄道)
次の一体整備を目指す。
・隅田公園
整備面積 約15000㎡
整備内容 芝生広場 約3000㎡/舗装広場 約1100㎡/花見丘 約2700㎡/トイレ
供用開始 2020年4月(予定)
・北十間川西側区間(隅田川から東武橋付近)の水辺を中心とした親水テラス
整備延長 約810メートル
整備内容 浮き桟橋(12メートル×3・5メートル)、連絡橋、ベンチほか
供用開始 2020年6月(予定)
・コミュニティ道路
整備延長 約430メートル
整備内容 車道
供用開始 2020年6月(予定)
・鉄道高架下
(東武鉄道)
敷地面積 約5500㎡
延床面積 約3554㎡(平屋建て、一部2階建て)
用途 店舗・ホテル(ホステル)
開業 2020年春
鉄道高架下については12区画の店舗と宿泊施設の開業がアナウンスされている。
店舗ゾーンでは飲食・物販サービスが提供される。
(東武鉄道)
ホステルについてはベッド数100あまりの規模のものになるようだ。
(東武鉄道)
名称 (仮称)ワイズアウルホステルズ
用途 宿泊施設、カフェラウンジ、イベントスペース
規模 27室、ベッド数102(個室23室、ベッド各2)、14名室4室
②隅田川橋梁歩道橋新設
(東武鉄道)
構造 既存の鉄道橋南側に新設。 延長 約160メートル、幅2・5メートル
供用開始 2020年春(予定)
③そのほか
東京スカイツリー浅草駅前に253室規模のホテルがオープンする。
客室数 253
延床面積 約10080㎡
開業 2020年夏(予定)
感想・まとめ
2つの観光拠点を結ぶルートに賑わいの仕掛け作り。
いいんじゃないですか。
やっと動き出したなあ。
東京2020大会はすぐそこ。いそげいそげ。
参考
浅草・東京スカイツリー®を結び、エリアの回遊性向上を図ります
2020年春、浅草と東京スカイツリータウン®をつなぐ高架下複合施設を開業します!
(いずれも東武鉄道)