大江戸線勝どき駅の大規模改良工事が2019年2月11日の供用開始を控え、大詰めを迎えている。ホームの方面別化やコンコースの一体化は周知のことだが、そのほかの点についてどう変わるのだろう。トリトン側からのホームへのアクセスがかなり遠回りになるし、いい点ばかりではないみたい(2019年1月5日)。
(東京都)
大規模改良工事概要
(中の人撮影)=勝どき駅
(中の人撮影)
こんな感じ。
①ホームの方面別化
1面2線→2面2線
(東京都)
②コンコースの一体化
全ての改札口から全ての出入口に行くことが可能に
( 中の人撮影)=勝どき駅
こんな感じに。
(中の人撮影)=2019年1月14日追加
現在のコンコース
③晴海トリトンスクエア方面改札の移転と改札の増設
(中の人作成、赤字、矢印加筆)
トリトン側改札の場所が 出入口から遠くなり、ホームまで回り込む必要が出てくる。
あと、工事中の現在は改札外にあるトイレが、供用開始後は改札内になる。
(中の人作成)
大門方面エスカレーター付近
(中の人撮影)
④バリアフリー施設の増設(構内図参照)
⑤A3a出入口使用開始(構内図参照)
⑥駅長事務室の移転(2019年2月2日から、構内図参照)
補足(2019/02/10)=工事の背景
①晴海通りの立体交差計画との兼ね合いでコンコースをつなげることができなかったが、道路事業との調整が行われ工事が可能に
— どらったら! (@Chuoinfom) February 10, 2019
②あと数万人増えても駅として耐えられる広さと構造を確保 https://t.co/o6A5dOGgMu
まとめ
待ちに待った大規模改良工事の節目。駅の能力がかなり高まるが、使い勝手も変わる。
特にトリトンスクエア側からホームへのアクセスはストレートではなくなるようなので、30秒ぐらいは長くかかるかも。通勤通学時、自宅を30秒早く出る必要がありそう。
(参考)
(dorattara!)=2015/6
以前は、ホーム→地上の時間短縮が2〜4分となっていたが、この時と動線が変化しているようだ。 そう考えるとトリトン方面の時間短縮はもう少し小幅になるのかも。また、住友商事本社の移転があったので、現在はここまでは混まない想定になっているのかもしれない。
参考
www.kotsu.metro.tokyo.jp(東京都、2018年12月7日)