三井不動産が豊洲、台場、銀座と室町・日本橋エリアを循環する「江戸ひとめぐりバス」の運行を期間限定で開始する。実証実験の位置付けで利用料金は無料だが、循環形式なので用途は相当限定されるのではないか。運行ダイヤは分からないが路線長と運行台数から1時間ごとの運行が有力か(2021/12/15)。
概要
・豊洲、台場、銀座2箇所、日本橋・室町計3箇所の7箇所を巡回する
・実証実験につき運賃無料
・バスの乗車定員は16人〜21人、定員に達した場合は乗車できないことがある
・2台で運行。非バリアフリー仕様
・対象施設利用者向けのサービス。エリア間移動に使うことは避けて欲しい
・運行時間は1000−2000ごろ(10時間/日)
・午前10時から45分毎の運行。最終は19時45分
運行ルート(赤線の長さは約15キロ)
・路線長は20キロ〜25キロ程度、表定速度は12キロ程度とすると1周約2時間か。
乗車場所
運行日
利用方法
①専用アプリ「SWAT JP」をダウンロード
②アプリで利用者情報登録(新規アカウント発行)→アカウント作成→利用者情報登録
③アプリでバス乗車予約
④バス乗車場所へ移動、以下の方法でバスに乗車
・乗車時にアプリ画面を右スワイプ
・ドライバーに乗車番号を提示する
感想・まとめ
公共交通機関という位置付けとはちょっと異なるようだ。豊洲エリアに住む人が使うのは、日本橋エリア→豊洲エリアか、豊洲エリア→台場エリアに限定されるのではないか。使いやすい行き先が限定されるのは循環バスの弱点。正確な路線長は分からないが前述の通り、1周2時間程度か。2台での運行なので1時間1便程度ということになる。
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施設間移動に限定した乗降に、どれだけの需要があるのかには興味がある。
ほかにどんな使い方が考えられるだろうか。