江東区有明の「有明ガーデン」から、関西空港対岸のりんくうタウンに長距離バスを運行していた、大阪の「あじさい観光」が新型コロナによる影響を受け、事業継続を断念した。民間の信用調査会社、東京商工リサーチが速報している。残念だ(2021/01/16)。
(中の人撮影)=2020年6月
概要
・旅客向けバス運行業のあじさい観光が2021年1月6日までに事業停止、破産手続きを弁護士に委任した。負債総額は5億円
・2014年10月設立
・60人乗りの大型車から12人乗りの中型車まで19台を保有
・大阪〜白浜(和歌山)、大阪〜東京・千葉を結ぶ高速乗合バス運行
・近年の業績はインバウンドで好調だった
・2020年に入り新型コロナでインバウンド需要が消失、外出自粛ムードによる国内旅行需要の落ち込みで経営悪化。資産処分、経費削減などで営業を継続していた。
・新型コロナの収束が見通せず、資金繰りが限界に達し、今回の措置になった。
(東京商工リサーチ)
参考:高速バス(深夜運行)概要
路線認可 2020年4月28日
運行開始 5月15日
運行便数 1日2往復(羽田エアポートガーデン開業までは1往復)
所要時間 9時間40分〜9時間50分(全線)
※あじさい観光は大阪がベースの会社
参考:運行ルート
(あじさい観光)
感想・まとめ
あじさい観光の長距離バスは、羽田エアポートガーデンを通るルートの運行が果たせないままの事業継続断念となった。
んー・・・なんとも残念としかいいようがない。
新型コロナさえなければ、という思いが強い。
とうとう乗る機会はなかったな。
別の形で復活することを願いたい。
新型コロナの後になるだろうけれども。
参考