新設される東京国際クルーズターミナルへのクルーズ船第1船入港が7月14日に迫る中、東京港に2020年入港予定のクルーズ客船の数が当初スケジュールに比べて半減しそう。新型コロナウイルス感染拡大の影響は否定できず、今後の晴海客船ターミナル廃止のスケジュールに影響が出るかも(2020/05/01)。
(中の人撮影)=2020年4月
東京港への客船の入港スケジュール(2020年4月末)
(東京都)
・入港済みを含めて20隻
参考:以前の入港スケジュール(2019年12月時点)
(東京都)
・入港済みを含めて37隻を予定していた。
参考:東京国際クルーズターミナル
(東京都)
岸壁 延長430m、水深−11・5m
連絡通路(車道) 347m
連絡通路(歩道) 55m
ターミナルビル 鉄骨造4階建
ボーディングブリッジ 2基
防波堤 260m
小型桟橋 3基
感想・まとめ
せっかく東京国際クルーズターミナルが完成するというのに、クルーズ業界そのものがとんでもないダメージを受けてしまい、コロナ禍の収束までどうしようもない状況になっているようだ。
需要回復には相当の長い時間がかかるだろうから、東京国際クルーズターミナルに2バース目の完成後に晴海客船ターミナルが廃止されるという計画(廃止時期未定)は、スケジュールの大幅な見直しが必要になるかもしれない。
使わないのでさっさとなくしちゃえという話になるのか、当面そのままにするのか、そのうち話が出てくるんじゃないかな。根拠はないけど。