中央区晴海の客船ターミナルに変わって大型クルーズ船を受け入れる施設となる東京国際クルーズターミナル(江東区青海)の開業が2020年7月14日から9月以降に延期される。新型コロナウイルス感染拡大の影響。2020年のクルーズ船入港予定で公表されているものはなくなった(2020/06/14)。
(中の人撮影)=2020年4月下旬
東京国際クルーズターミナル概要
所在地 東京都江東区青海
(東京国際クルーズターミナル)
岸壁
・22万総トン級の船舶に対応
・岸壁延長 430メートル(耐震強化岸壁は240メートル)、1バース
・水深11・5メートル
ターミナルビル
・階数高さ 鉄骨4階建、約35メートル
・延床面積 19116㎡
・ボーディングブリッジ 2基
スケジュール
2020年6月 竣工予定
2020年7月14日 オープン
2020年9月目途 オープン目指す(新型コロナウイルスの収束状況による)
年内の入港実績・見通し
6月12日の状況
入港済のみ1隻、当面入港予定見通せず。
(東京都)=6月12日現在
・入港予定の掲載が休止となっている
4月27日の状況
入港済1隻、入港予定19隻
(東京都)
感想・まとめ
絶句。
開業式典の延期告知はないが、延期になるのだろう。
それにしてもクルーズ船事業そのものが存続の危機を迎えるなんて、半年前にだれが予想しただろう。東京国際クルーズターミナルの2バース目整備をもって廃止するとしていた晴海客船ターミナルの先行きにも影響が出るのではないだろうか。