東京都心部でGMの「クルーズ・オリジン」を使った自動運転サービスの提供開始に向けた動きが見えてきた。ホンダモビリティソリューションズと大手タクシー2社がサービス展開に向けた基本協定を締結した(2022/04/21)。
概要
・タクシー/ハイヤー大手の帝都自動車交通と国際自動車が、ホンダモビリティ・ソリューションズ(ホンダMS)と「2020年代半ばの東京都心部での自動運転モビリティサービス提供開始に向けた基本合意書」を締結した
・関連法令、サービス設計、事業者間の役割・責任分担のあり方を検討するための基本合意書
参考;ホンダMSとGMクルーズの協業について
・ホンダグループはGMクルーズホールディングスLLC、ゼネラルモーターズと日本での自動運転モビリティサービス事業に向けた協業開始。
・クルーズ・オリジンを活用
参考:クルーズ・オリジンが目指す自動運転はレベル4
業界メディア「レスポンス」によると
・2020年代半ばに自動運転モビリティサービスを提供したい
・「クルーズ・オリジン」を使用。ドライバー介在は4・5万キロ/回程度
・レベル4自動運転を目指す。
感想・まとめ
イメージだとトヨタのe-Paletteに似ている。運転席がないと、車体構造は似てくるのかも。6人乗りで市販はされないそうだ。東京都心部での展開ではトヨタと競争してほしいなあ。
課題はもう技術面より法整備とか事業採算性。2025年ぐらいのサービス提供とするとあと3年か。中東では2023年にサービス提供開始予定なので、意外に開始告知は早いかもしれない。