2本のタワーマンションを建設する豊海地区市街地再開発事業に合わせて防潮ラインが一部拡大される。従来は防潮堤の外側にあった豊海地区市街地再開発区域を防潮堤の内側に取り込むことになる。工事はおそらく二段階で行われる。今回は清澄通りの月島埠頭側半分について行われる(2021/11/04)。
工事概要
陸こうのスロープ化イメージ
このエリアには防潮堤・陸こうがなく、清澄通り(区道801号線)を嵩上げして防潮堤の嵩上げを兼ねる工事を実施する。下図の黒い点線が従来の防潮堤のライン。これを赤実線と青実線で示されるラインに拡張する。今回の工事は赤い都道部分の嵩上げ。スロープの嵩上げ部分で防潮堤を形成するもの
最高嵩上げ高 236センチ
工事延長 175・1m
現況と工事後の比較イメージ
勝どき五丁目→豊海町方向
豊海町→勝どき五丁目方向
スケジュール
工事期間 2022年4月12日まで
参考:豊海地区第一種市街地再開発事業
事業名 豊海地区第一種市街地再開発事業
区域面積 2へクタール
建築物の敷地面積 15900㎡
建築物の延床面積 226100㎡
主要用途 住宅、店舗、区民館、休憩所
階数高さ 地上53階建 2077戸(タワー棟2棟)
権利者 443人 同意率96・8%(日本共産党公表)
#877 豊海地区第一種市街地再開発事業、いよいよ工事着手へ 2027年竣工予定 - どらったら!!
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感想・まとめ
今回の防潮堤工事は都道804号線の月島埠頭側の2車線で実施されるようだが、これだと防潮堤のスロープ化は完成しないので、終了後、続けて東卸住宅側の2車線のスロープ化工事が行われるだろう。いよいよ豊海地区再開発が始まったという感じか。
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この資料、やっとエントリになった。