隅田川と勝どき橋を眺める立地のデニーズ勝どき店が入居していたマンション「プラザ勝どき」の再開発(ネオプラザ勝どき)について多少動きがあったので触れておく。以前は2025年4月の解体着手が予定されていたが、今も建物は健在。現在はリノベーションを含めた計画への変更が検討されているそうだ(2026/01/16)。

Neo Plaza Kachidoki「中層の経済設計案とリノベーション案が軸」

以下、乾汽船決算説明会質疑応答より
●2025年11月時点
・建築費高騰、工期の長期化が大きな課題
・容積率を抑え工期を短縮できる中層の経済設計案とリノベーション案の2つを軸に検証
・リノベーション案は竹中工務店と協議継続。
・プラザ勝どきの再開発計画は2026年4月に開始する中期経営計画の柱の一つ。
・2025年内、2025年度内に方向性を決める
●2025年5月時点
・リニューアルの可能性は否定しない。さまざまな案を検討
・リニューアルの場合は、既存施設の老朽化した給湯排水設備の大幅刷新、住宅スペックの大幅アップデート、フィットネスクラブ等大型施設として利用していた区画のリモデルと検討する必要あり
●2024年11月時点
・ホテルから賃貸物件までを考えている
・情勢を鑑み、更なる検討を要する。スケジュール遅延、計画内容の変更もあり得る
・築地市場跡地再開発事業は、乾汽船のNPKに大きな影響がある。単体としても大きいが、高速道路延伸、地下鉄新線の新設など交通インフラの整備と絡む
・工事費の高騰がこの計画の進捗に影響を与えると、我々にも影響がある。工期が長引き、海運の市況悪化がやってくると支えられない。
●2023年5月時点
・2025年度前半に解体に着手→25年4月着手(25年1月時点)
・2030年ごろまでに新しい物件の竣工見込み
・投資額は400億円以上
参考 プラザ勝どきの再開発〜NPK(ネオプラザ勝どき)〜について
構想10年の再開発始動 Neo Plaza Kachidoki~NPK~
対象地 中央区勝どき1−1−1
対象面積 約2700坪
消化容積 300%→+300%

1987年11月 プラザ勝どき(461戸)建設
14階建、3棟構成
延べ床面積 29568・33㎡
住宅専用部分 28・14〜103・65㎡(1R~4LDK)
感想・まとめ
次第に再開発を取り巻く環境が厳しさを増し、2023年5月時点の話は消えた感がある。ネオプラザ勝どきは経済設計案にスケールダウンするか、現状の建物のリノベーションか、という選択肢になっているようだ。
築地市場跡地再開発用地に隣接する目玉立地であっても、物価上昇に伴う建築費用の増大が再開発に与える影響は避けられないのか、という印象を受ける。全面刷新か、更新か。どっちだろうね。
・・・
施設規模が維持できそうなリノベーションになるような気がする。根拠はないけど。