七夕を前に川崎市川崎区の殿町地区と羽田空港を結ぶ全長約600mの橋の正式名称が「多摩川(たまがわ)スカイブリッジ」に決まった。橋の開通は2021年度末となる予定。橋の名称は公募されていて、中の人も応募したが今回は外れた(2021/07/06)。
(川崎市)
「多摩川スカイブリッジ」概要
・道路延長 約840m(川崎市殿町地区〜羽田空港跡地地区第2ゾーン)
・多摩川河口側から1番目の橋となる。
※羽田エアポートガーデン付近につながる。
・橋の長さ 約675m
幅員 17・3〜21・3m
設計則路 60キロ/時
工期 2017年6月23日〜2021年3月31日
開通 2021年度末予定(年末には開通式日程発表)
(川崎市)
・人が渡ることのできる多摩川の橋では最長
・橋を支える橋脚を少なくし、吊り橋のようなケーブルをつけない(豊かな自然に配慮)
・橋の厚みを薄くしている(河口に広がる景観に配慮)
募集結果 ベスト20
応募件数 8498件
スカイブリッジ 212人
多摩川スカイブリッジ 56人
選定理由
多摩川両岸の地域がつながり、空へ、世界へと発展していくようなイメージを抱きやすく、羽田空港に近接し、空が広く開放的に感じられる橋にふさわしい名称である。また、公募において多くの意見を頂いた「スカイブリッジ」が含まれ、地域から親しまれてきた象徴的な存在である「多摩川」の名前が入ることで、末永く多くの人々に愛着をもっていただけることが期待できる(川崎市)
感想・まとめ
台風の影響で完成が予定より相当遅れたという話だったが、今後の工事は橋の上の舗装工事などが残っているが、台風の影響を受けるようなものはないそうだ。橋の川崎市側は「キングスカイフロント」という名称なのか。殿町なのでということだろうか。
中の人も橋の名称に応募したけど、ベスト20止まりだったのは残念。