東京駅八重洲口の再開発に伴い整備される国内最大規模(20バース)の「(仮称)八重洲バスターミナル」のうち、北地区(6バース)の新規乗り入れ便の募集が始まった。開業は変更がなければ2022年8月の予定。プレ運行2次の施設整備工事入札不調となった中、東京BRTが応募するのかしないのか気になるところ(2022/02/05)。
募集概要
(仮称)八重洲バスターミナル北地区への新規乗り入れ便
募集期間
2022年1月31日から2月28日
参考 バスターミナルイメージ
参考:「SMART バスターミナル」目指す
コンセプト 「国際都市東京の玄関口」と「国内主要都市との交通結節」の機能強化
バスターミナル運営の考え方
・わかりやすくバスターミナルの機能を提供
・法律に基づく公平な運営
など
導入予定の機能
案内カウンター・発券機
待合ラウンジ
商業施設・コインロッカー
パウダールーム・授乳室・トイレ
事務室・防災備蓄倉庫
参考 バスターミナルのイメージ
・自動放送とデジタルサイネージ
・あらゆる利用者に直感的にわかりやすいデザイン
参考 想定スケジュール 2022年8月ごろ北地区が一部開業
参考:バスターミナル施設概要
(UR都市機構)
参考:施設規模
(UR都市機構)
感想・まとめ
2020年12月の「基本協定」に関する発表では、北地区の開業は2022年8月ごろ。って、そんなに間近に迫ってたんだな。
東京BRTを乗り入れさせたいという中央区の意向は繰り返し示されているので応募するかもしれない。応募を見送れば東京駅延伸は2025年度以降か。
でも、入札不調が伝えられる昨今の状況を見ると見送るんだろうなあ。
参考 「東京BRTの延伸計画に遅れ」記事概要
・プレ運行(2次)は2021年夏の東京オリ・パラ後に実施予定だったが、都と関係者の協議が長引いたほか停留所工事の入札不調が重なり、開始時期は未定。
・停留所7カ所を予定価格3672万円で募り入札予定10社が全社辞退・不参加
・再入札の時期は未定
・早ければ2022年5月中にプレ運行(2次)を始める予定だったが、後ろずれの可能性
プレ2次運行とプレ1次運行は密接に絡んでいるので、こんな現状でプレ運行2次をスタートしてもらっては困るという人たちとの調整が長引いているのだろうと想像する。誰が悪いというわけでもないと思うが。