有明親水海浜公園に隣接する江東区有明一丁目の2区画、計約4・5ヘクタールの用地に文化機能等を導入する事業公募がスタートする。恒久施設ではなく、今後の都市基盤整備の方向性が固まるまでの繋ぎで、期間は10年程度となっている(2026/04/04)。

公募概要 文化機能等の導入


有明テニスの森駅周辺の1−6地区、1−7地区で芸術文化の発信地として活気と賑わいのある市街地を形成するための文化機能等の導入を図る。
・主に文化機能を配置する
・事業用定期借地権を設定(貸付期間は10年程度)
・今後の都市基盤整備の方向性が明確になるまでの繋ぎ
共通事項(有明北1−7/1−6区画)
所在地 江東区有明一丁目
土地利用計画 住・商・業複合用地
建築物等の高さ A.P.+30m程度以下
※2つの区画を一体利用する前提の計画も可能
有明北1−7区画
面積 20922・87㎡
貸付月額 1720万円
有明北1−6区画
面積 24645・85㎡
貸付月額 2140万円
土地価格は2025年8月1日時点のもの。
実際には契約直前の評価による土地価格で、事業用定期借地権設定による契約を締結
対象区画に関する条件
ここでは主なもののみ取り上げる。
建築に関する条件
・建築物との調和を図りながら緑豊かな環境を形成し敷地内を積極的に緑化
・周辺と調和した魅力的都市景観を創出
・広場状の空地、歩行者用通路等のオープンスペースを整備
・道路境界からの壁面後退による空地には歩道状空地(歩道と一体となった外部空間)
・原則地上階数は2階以下。用途上やむを得ない場合は3階建てまで認める場合あり
・容易に移転、除去可能なもの
まちづくりへの貢献(期待される取り組み例として)
・ファストフード、喫茶店の併設
・体験学習、住民参加型イベント実施
・大型バスを含む来場者以外の駐車場需要への対応
・シェアサイクルポート
・クールスポット
・来街者向けデジタル、アートの関連イベント等
スケジュール
2026年
6月1日 応募受付開始
6月30日 応募受付終了
8月〜9月 事業予定者の決定
参考 埋立地開発事業の事業用途変更(2021年12月)
かつて住宅中心の埋立地開発事業計画(港湾局用地をどんな用途で処分するか)が示されていたエリアだったが、2021年12月に業務商業を中心とした用途変更が示されていたとして記事化していた。
実際には港湾系の用途から都市系の用途に変更したぐらいの意味だったみたい。まあ、劇的は劇的か。dorattara.hatenablog.com
感想・まとめ
港湾系用途から都市系用途に切り替えて港湾局の土地が供給される、ということが決まっていたエリアで、10年間限定の文化機能等を導入する公募があった、という理解で良さそう。隣接地が有明アーバンスポーツパークなので、相乗効果が期待できるプランが出てくるといいね。
文化機能等って
文化機能等って随分ぼかしているけど、「住宅やオフィスじゃなく、人が来るもので、外に開かれているもの」というぐらいの意味かな。資料を見ると仮設、イベントあたりがキーワードになるのかも。
・・・
過去のエントリで書いたことがあったと思うが、有明のように街に特徴を出せる環境は国内でもまれ。どんな応募があるのか楽しみに待ちたい。