多摩都市モノレール延伸計画の上北台〜JR箱根ヶ崎前のルート約7キロ区間について、東京都が国土交通省から特殊街路(都市モノレール専用道)を整備する都市計画事業の認可を取得した。ゴーサインが出たということで、いよいよ事業に着手する。事業期間は2025年度から2034年度で事業費は904億円としている(2025/11/27)。

(グーグルアース)
「都市計画事業の認可取得」とは
事業の実施に向けて法的なゴーサインが出たということになる。
計画段階からいよいよ実行段階に移行する。
認可取得段階
都市計画法第59条に基づき、事業施行者が国土交通大臣、都道府県知事から認可を受ける/事業の施行区域、設計の概要、事業施行期間が正式に承認される
今後の流れ
用地買収の本格化、詳細設計の実施、工事発注準備、実際の建設工事着工
多摩都市モノレール 箱根ケ崎延伸計画の概要

特殊街路整備と都市高速鉄道整備の2つの事業がある。
特殊街路(都市モノレール専用道)整備概要=2025年11月27日、事業認可
支柱、駅舎、桁などのインフラ部分(東京都担当)

都市計画名称 立川9・6・1号多摩南北線および福生9・6・1号多摩南北線
施行箇所 東大和市上北台一丁目〜瑞穂町箱根ケ崎
延長 7055m
計画幅員 8〜18m
事業期間 2025年度〜2034年度
事業費 904億円
都市高速鉄道整備=車両、電車線、券売機などの運行設備(多摩都市モノレールが担当) ※事業認可は確認できていない(11/27現在)
都市計画名称
立川都市計画都市高速鉄道都市モノレール第1号線
福生都市計画都市高速鉄道都市モノレール第1号線
施行場所 東大和市上北台一丁目〜瑞穂町箱根ケ崎
延長 約7010m
構造形式 高架式(嵩上式)
駅施設 7カ所
www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp
感想・まとめ
発表は東京都からのもので、国土交通省からの発表はない(2025/11/27現在)。
2つの整備事業、すなわち車両や電車線を含む都市高速鉄道整備事業と特殊街路(都市モノレール専用道)整備事業があって、事業認可が出たのは東京都が担当する特殊街路(インフラ)部分。都市高速鉄道整備の方もいずれ出るだろう。
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事業費は2022年の東京都の資料だと1030億円だったが、2025年3月の申請では事業費は1180億円(インフラ部822億円、インフラ外部358億円)、今回の特許時点では1290億円(インフラ部904億円)に増加している。これは前回記事の時と変化なし。
事業着手、おめでとう!!
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臨海地域地下鉄に先立って事業着手となった多摩都市モノレールの箱根ケ崎延伸は、臨海地域地下鉄の事業化に向けたわかりやすい参考になる。