カードの年間決済額が300万円に達するかどうかで、会員ステータスに差をつける内容の制度見直しが示されていた全日空の「ANAスーパーフライヤーズカード」について、改定内容の再検討が行われる。全日空がHPで発表した。報道も相次いだ(2026/06/29)。

制度見直しの再検討を発表
全日空の告知は次の通り。
・スーパーフライヤーズカードの改定について多数の意見が寄せられている
・改定内容の見直しを検討している
・告知した内容を再検討することになりお詫び申し上げる
・2026年9月末までに改めて案内する
報道概要
日本テレビほか
・6月25日、カード特典の再検討を全日空が発表
・ラウンジ利用について、カード決済年間300万円以上の会員とする方針だった
・再検討を踏まえた内容は、9月末までに公表
全日空 ラウンジ利用できる上級会員サービスの改定内容再検討を発表 SNSで批判…「多くのお客様よりご意見」(2026年6月26日掲載)|日テレNEWS NNN
ラウンジ利用条件を再検討 ANA、カード特典変更で|47NEWS(よんななニュース)
参考:告知済みの制度変更の概要
2026年4月発表。


ANAカード、ANAPAYの年間決済額により2つの区分を設定する。
対象者:すべてのお客様
判定の流れ
判定期間:12月16日〜翌年12月15日
サービス内容の適用:判定期間が終了した翌年度から
※最初の判定期間が2026年12月から2027年12月で、適用は2028年4月1日からという流れになる。
対象となるカード
券面に「ANA CARD」と記載のある日本国内発行のANAカード
対象外のカード
ANAカード(法人用)
海外発行カード
例外:ANAグループ運行便で100万ライフタイムマイル到達者→SFCPLUS
ANAスーパーフライヤーズカードSFCPLUS=年間300万円以上
・ANAラウンジ 利用可能
・マイル積算特典 5000マイル
・スターアライアンスのステータス スターアライアンス・ゴールド
空港ラウンジ/優先チェックインカウンター/優先搭乗/手荷物優先受け取り/無料手荷物許容量優待/予約時の空席待ち優先取り扱い/空港での空席待ち優先取り扱い
ANAスーパーフライヤーズカードSFCLITE=年間300万円未満
・ANAラウンジ 利用できない
・マイル積算特典 なし
・スターアライアンスのステータス スターアライアンス・シルバー
予約時の空席待ち優先取り扱い/空港での空席待ち優先取り扱い
そのほか
・年間決済額300万円未達でもSFC退会扱いにはならない。受けられるサービスがダウングレードされる。
感想・まとめ
スーパーフライヤーズカードの決済額による区分けにも驚いたが、発表した内容を再検討することになったのにも驚いた。
発表には再検討の理由として「お客様から寄せられた多くのご意見」としか書かれていない。物価高騰とか、諸般の事情により、などと書きそうなものだけど。
・・・
参考リンク等のページを見る限り、冒頭の改定内容再検討以外の部分は以前と変更がないようだ。従って改定の目玉の部分である「年間300万円決済」の看板は変更せず、マイナーな変更にとどまるのではないか。
例えば、SFCPLUSは告知通りとして、スターアライアンスゴールドメンバーも維持。SFCLITEはラウンジ利用を回数制限付きで認める、または有料化(半額)など。
根拠はないが、ラウンジ利用者を減らす方向の改定方針は変わらないのではないかな。