築50年を超えた江東区庁舎の老朽化に伴う新庁舎建設計画の検討状況が2026年6月24日に発表された。1フロア3000㎡程度を基準とし、新庁舎棟と文化センター棟と並列配置する案が基本となることが示されている(2026/06/26)。

新庁舎建築計画の検討状況
基準階の考え方
区民の利便性、水平移動のアクセス性を考慮
床面積 3000㎡程度を目安とする
床面積に対する執務室、会議室、倉庫との床面積割合の目安は70%程度
新庁舎と文化センターの配置

庁舎と文化センターの並列配置をベースとすることが示されている
・1施設の合築とするか、2施設の分棟とするかは示されていない。
・段階整備が可能であること、将来の改修や活用で個別計画が可能なことを評価
浸水対策(新庁舎)

・執務室は非浸水階(T.P.約+5・7m=高潮浸水想定高さ)より上に配置
・T.P.約+5・7mより下に区民交流スペースや駐車場設置
参考 江東区役所と新庁舎の建設について
現庁舎

新庁舎

候補地:現庁舎の敷地=約16900㎡
基準面積 約40000㎡(駐車場、交流、複合化施設等を含まない)
※本庁舎と防災センター職員計1800人を想定。新宿区など7区の庁舎の平均に合わせ、職員1人あたり庁舎面積を21・8㎡として施設規模を算出している。
※新庁舎の整備(設計、施工等)は2027年度以降を想定
感想・まとめ
基準面積約40000㎡を、フロアごとの床面積約3000㎡で単純に割ると13階程度か。建築コスト高騰を見据えた2施設並列の計画という印象。将来の機能更新を考えると1棟の超高層庁舎にしないのは正解だろう。
23区内には住宅併設の区庁舎もあるが、建築コストが高くなってくると制約が多い気がする。
中央区は建築費高騰を理由に当面建て替えはしないとしていたが、再検討しようにもタイミングを逸してしまった感がある。検討は完全に止まっているのだろうか。