東京国際クルーズターミナルのすぐ近くにある「青海客船ターミナル」を覚えている人は少ないかもしれない。このターミナルの待合施設の機能が2020年9月の東京国際クルーズターミナル開業に伴いそちらに移設され、現在、解体作業が終わりに近づいている。どんなターミナルだったのか、少し調べてみた(2026/01/20)。

解体対象施設の概要

所在地 江東区青海二丁目
用途 客船ターミナル
構造 鉄骨造 直接基礎
規模 地上1階建 高さ6・2m
建築面積 1080㎡(建屋672㎡、日除け施設408㎡)
延べ面積 802㎡(建屋394㎡、日除け施設408㎡)
建設年度 1995年度
・解体工事の工期(解体工事のお知らせ看板より)
2025年10月2日から
2026年3月4日まで
解体理由はクルーズターミナルへの待合施設の機能移転

東京都港湾局によると
2020年9月開業の東京国際クルーズターミナルに青海客船ターミナルの待合施設の機能を移設統合したことから、既存の青海客船ターミナルを解体する
という説明が見つかったほか、
・青海客船ターミナルの閉館日は2022年3月31日
・現在解体工事を進めていて、今後どうなるかということは未定
と説明していた。
青海客船ターミナルの最近の動き
東京港埠頭のHPを見ると、ところどころに「青海」の文字が残っていた。
2020年4月8日〜5月6日 新型コロナ感染拡大防止のため定期船等発着時以外は基本施設を閉鎖
2021年1月7日、3月22日、4月25日 臨時休館対応と休館延長が続く
2021年11月1日 通常の開館時間に戻った。
その後、青海客船ターミナルに関する案内はなかった。
感想・まとめ
情報が少なすぎて謎の多い「青海客船ターミナル」。何度も前を通ったが、中に入ったことはなかった。掲載写真も偶然撮影したもの。
手元の資料の範囲では「建物と日除け施設の解体」で、小型船の発着場そのものを撤去するとは確認できていない。おそらく利用は続くのだろう。
シンプルに機能移転に伴う待合施設の利用終了・解体とみるのが良さそうだ。近くにあれだけ立派な客船ターミナルができたのだから、それはそうなるわね。