東京メトロ全線で「タッチ決済による後払い乗車サービス」が2026年春からスタートする。タッチ決済対応のクレカ、デビット、プリペイドを含むカードや、それらを設定したスマートフォンなどによるタッチ決済で後払い乗車を可能にする。スイカ、パスモの独占的な環境が崩れるか注目(2025/07/26)

タッチ決済による後払い乗車サービスの概要
目的 多様なニーズに対応した新しい乗車サービス提供
実施時期 2026年春予定
対象路線 東京メトロ全線
提供サービス
タッチ決済による後払い乗車サービス
事前に乗車券を購入することなく、タッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマホ等を自動改札のリーダーにかざすことで東京メトロ全線を利用可能
参考 クレカタッチ・QRコード対応自動改札の整備状況

参考 タッチ決済の後払い導入で考えられる影響
①スイカ、パスモの事前チャージ不要に
②インバウンドの日本独自のICカード(スイカ、パスモ)取得が不要に
→観光客、インバウンド利用者の利便性向上
③交通系ICカードの独占が崩れる可能性
感想・まとめ
どのブランドのカードがつかえるのかなど、詳しい内容はまだ示されていない。
海外の公共交通機関でのタッチ決済導入例
| 国・都市 | タッチクレカ対応開始 | ICカードとの関係 | 運賃の上限設定 | カード発行不要で乗車可能 |
|---|---|---|---|---|
| 英国・ロンドン | 2014年 | 並立(Oyster) | 日・週単位あり | ◎ 可能 |
| シンガポール | 2019年 | 並立(EZ-Link) | 割引あり | ◎ 可能 |
| 豪・シドニー | 2019年 | 並立(Opal) | 日・週単位あり | ◎ 可能 |
| カナダ・バンクーバー | 2021年 | 並立(Compass) | 日単位あり | ◎ 可能 |
| 日本(東京など) | 一部試行中 | Suica/PASMO主導 | 未設定 | △ 限定 |
ロンドンの場合、地元民はICカード、短期滞在者タッチ決済という具合に「役割分担」がされているらしい。シドニーでも同様。バンクーバーでは日本のカードが使えない場合があるという情報(※)もあった。
※ライフバンクーバー(現地情報、2025年7月更新)
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日本でも同様の棲み分けができていくのかな。
競争が激しくなることで、利用者の利便性が高まることを期待。利用者の選択肢が広がるのはいいこと。クレカの手数料などを考えると、インバウンド強化のサービスなのかなという印象をもった。