2023年5月29日にスタートした「ららテラス晴海フラッグ」や東京の有明、お台場でのドコモバイクシェアによる電動バイクのシェアリングサービスが2025年8月31日に終了することが告知された。原付免許では利用できず、普通一種免許が必要とハードルが高く、普及は難しいのではないかなと予測していたが、そのとおりになったようだ(2025/07/02)。
東京EVバイクシェア概要
開始日 2023年5月29日
終了日 2025年8月31日
普通免許か大型免許が必要 原付、自動二輪免許は不可
保安基準では原動機付自転車
道路交通法ではミニカーに該当→普通自動車運転免許証、大型の運転免許が必要。
原付免許、自動二輪免許、小型特殊免許は不可
最高時速 30キロ
料金
最初の30分 330円/回
延長料金 30分を超える場合 330円/30分
利用方法
①会員登録 公式アプリから
公式アプリに免許証の登録が必要
普通自動車一種の所持、事前認証
②借り方
・操作パネルの開始押下
・QRコード読み取り→電源が自動で入る
・電動3輪バイクの電源ボタン長押し
・走行時モードアップボタン+を「5」にセット
・左ハンドル上部の車体ブレーキを押し込んでロック解除
・右ハンドル(アクセル)を回すと加速。ブレーキがかかることを確認すること
③返し方
・電動3輪バイクポートに返却
・操作パネルで返却可が光ったら返却ボタン押下。リングが青く光ると返却完了
④一時駐輪方法
・駐輪場を利用
・操作パネルで返却ボタン押下。リングが橙に光ると一次駐輪中になる
・借りた時と同様の手順で開錠
ポートは5箇所(7月2日現在)
・ヒルトン東京お台場 港区台場1
・東京ビッグサイト 江東区有明3
・有明センタービル 江東区有明3
・テレコムセンタービル 江東区青海2
・ららテラスHARUMIFLAG 中央h区晴海5
感想・まとめ
東京都の「ゼロエミッション東京」の実現に向けた先駆的取り組みの一環だったようだが、もともと期間限定だったかもしれない。面的展開ができないと利用のしようもないが、有明・お台場地区でさえポート数は4箇所しかなかった。これではつらい。
以前行われたトヨタの超小型モビリティは消えている。
今、東京都が実施している「舟運通勤」にも似た匂いを感じている。
補助期間が終了すれば、運航にも影響するだろう。