江東区のコミュニティバス「しおかぜ」で2024年4月に新設された「豊洲ルート」の実証運行は2025年度も継続される。上半期の実績を見て今後の運行を検討するという(2025/03/24)。
「しおかぜ」豊洲ルート実証運行
2023年度と2024年度(実証運行期間)の乗客数
・2024年10月 木場ルート 445に対し、豊洲ルート(112)と辰巳ルート(120)がほぼ同数
・増便希望 豊洲ルート41・6%、辰巳ルート12・6%
豊洲ルート実証運行の結論
・潜在的な需要はあるが、十分な利用実績が伴っていない
・1年間の実証運行では本格運行への移行等について判断するための明確な結果得られず
→2025年度も実証運行を継続、しおかぜを利用しない人の意見を分析
上半期の利用実績と利用者アンケートを踏まえ、今後の対応を検討
参考 「しおかぜ」豊洲ルート運行概要
木場ルート 1日9便 潮見駅→木場エリア→潮見駅 25分
1️⃣潮見駅発
0900/0950/1040/1130
1220/1350/1450/1540/1630
辰巳ルート 1日5便 潮見駅→辰巳エリア→潮見駅 15分
1️⃣潮見駅発
0925/1115/
1355/1545/1635
豊洲ルート 1日3便/潮見駅→豊洲エリア→潮見駅 25分
※バス停は潮見駅と豊洲駅周辺2箇所のみ。快速運行だね。都バスとの競合を避けるにはこれしかない。
1️⃣潮見駅発
1015/1205/1445
時刻表
スケジュール
2023年12月 東京都交通局が関東運輸局にルート見直し申請
2024年 4月 実証運行開始予定
以前の運行便数と運行ルート
木場ルート 1日9便
1️⃣潮見駅発
0900/0950/1040/1130
1220/1350/1450/1540/1630
辰巳ルート 1日9便
1️⃣潮見駅発
0925/1015/1105/1155
1245/1415/1515/1605/1655
※赤太字は潮見駅終点
感想・まとめ
豊洲ルートについては、少なくとも半年間(2025年9月)までの運行は継続される。ただ、その後については保証されていないようだ。本格運行に向けては需要の確実な取り込みが必須となりそう。