「晴海客船ターミナル」を解体撤去した後に新設された「晴海客船ターミナル」の平面図が公表された。建物の半分ほどは待合エリアで、残りの半分は管理・検査エリアとなる。一般のターミナル立ち入りは開業後の11月以降となる。また工事完了は2027年を見込む(2025/03/12)。
晴海客船ターミナルの施設概要
名称 晴海客船ターミナル(2025年2月竣工)
建物規模 鉄骨造、平屋建
延床面積 3257㎡
開館時間 通常時 09−17(年末年始除く)、着船時 客船の停泊時間による
主要施設 待合エリア、管理検査エリア、観光バス、タクシー等待機場、一般車用駐車場等
晴海客船ターミナルの運営予定について
2025年6月 客船の受け入れ再開
ターミナル部分 一般開放はしない(着船時、客船関係者のみ立ち入り可能)
都バス乗降場・待機場 現在の位置で乗降可能
敷地・通路 都バス乗降場周辺のみ通行可能
2025年11月1日開業
ターミナル部分 待合エリアを一般開放(0900−1700、年末年始除く)
都バス乗降場・待機場 晴海埠頭公園側に移設(11月中)
一般車用駐車場 時間貸(06−23、60台程度)
敷地・通路 一般開放(23−06は閉鎖)
2027年度(工事完了時点)
・2026年中に一般車用駐車場の工事を終える予定
・日除、雨よけ施設工事を実施
感想・まとめ
それにしても観光バスの待機スペースの多いこと。数えると33台分か。晴海埠頭は7万トンぐらいまでは入港できる水深はあったと思うが、送迎バスでは埋められないだろう。銀座あたりの路駐バスの駐車場としても活用するのだろうか。
かつての客船ターミナルを知っている人からすると、客船ターミナルを解体して客船ターミナルを作った、という意味が分かりにくい施設。
かつての施設と比較すると、かなり簡易な作りになっている。公的には東京国際クルーズターミナルの第2バースが稼働すると再び撤去されると理解しているが、現在もその位置付けは変わっていないのだろうか。