どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#2127 江東区臨海部都市交通ビジョンについて 2024年3月策定

江東区が2024年3月、「江東区臨海部都市交通ビジョン」をまとめ、臨海部のアクセス性向上、回遊性向上に向けた都市交通の目指す姿をまとめた。都心・臨海地域地下鉄新線などは絡むものの、目新しい内容はなかったように思う(2024/10/18)。

江東区

ビジョン策定の目的

臨海部のアクセス性や回遊性の向上を図るために、本区臨海部の都市交通の目指す姿やその実現に向けた方針等を示すことが目的

目標年次

 2040年代前半(おおむね20年後)

※海の森を含む中央防波堤エリアについては2050年代前半(おおむね30年後)

対象範囲 南部地区西(橙)、南部地区東(黄)、湾岸地区(青)

江東区

駅勢圏とバス停圏域

江東区

アクセス・回遊状況

江東区

臨海部内~外間の移動

事務所や大型商業施設の多い南部地区西を発着とするトリップが最も多い。いずれのゾーンにおいても区部西部とのトリップが最も多く、臨海部と区部西部との間に鉄軌道が整備されていることなどがその要因か

臨海部内の移動

豊洲・東雲・有明では、南部地区西のゾーン内で回遊する動きが多い一方で、青海や若洲では、周辺を回遊する動きが少ない

主な開発動向

江東区

2024年度末

 海の森公園の開園、有明アーバンスポーツパーク開園、豊洲千客万来開業

2025年  トヨタアリーナ東京開業

2027年度  若洲公園リニューアル

2030年代半ば 地下鉄8号選延伸の開業目標

2040年まで 都心部・臨海地域地下鉄の実現目標

そのほか 羽田空港アクセス選の臨海部ルート新設と京葉線りんかい線相互直通運転

都市交通の目指すイメージ

都市交通の目指すイメージ①=江東区

・臨海部な以外を結ぶ鉄道等の広域交通、臨海部内を結ぶ路線バス等の地区間交通、自宅や周辺の移動を担うパーソナルモビリティをはじめとした地区内交通充実により、アクセス性・回遊性の向上を図る

・安全性や快適性にも配慮し、出発地から目的地まで、誰もが自由に多様な手段や経路で移動できる都市交通を目指す

都市交通の目指すイメージ②=江東区

・都市計画マスタープランにおける都市核・広域核の交通結節機能強化や多様な交通手段の導入により、湾岸軸を強化し、臨海部内及びその周辺地域を自由に移動できる環境を形成。 
・地下鉄8号線の延伸や都心部・臨海地域地下鉄の整備等により南北都市軸が強化され、臨海部と深川・城東地域等とのアクセス性が向上

基本方針と27の項目

江東区

江東区

27項目のうち注目の項目について

江東区

1 地下鉄8号選の延伸

 2030年代半ばの開業目標に向けて事業が計画どおりに進むよう着実な推進を図る

2 都心部・臨海地域地下鉄の整備

 整備を推進する。区は、本路線の海の森への延伸を将来的な構想として位置付け
るよう東京都に要望

3 羽田空港アクセス線(仮称)の整備

 りんかい線との相互直通運転化も含めて促進。りんかい線京葉線との相互直通運転かも促進

4 バス交通の充実

 区内の既存のバス交通の維持・充実を図る

7 臨海部と城東地域を結ぶ南北交通の充実

 「長期的な構想」に位置付けているJR越中島貨物線を活用した亀戸~新木場間のLRT構想など、臨海部と城東地域を結ぶ南北交通の充実に向けた取組みを検討

10 自動運転バス等の導入

 開発が進む自動運転バス・タクシーについて、臨海部を活用した実証実験や自動運転車に対する理解促進の取組みに連携・協調することで、その後の社会実装を促進

13 舟運の活用

 海や運河に囲まれている臨海部の特徴を活かして航路の充実や新たな船着場の整備を検討するなど、舟運の活用を促進

26 緊急輸送を含めた空飛ぶ車の活用

 臨海部を舞台に展開されている実証実験や空飛ぶクルマに対する理解促進の取組みに連携・協調することで、空飛ぶクルマの社会実装を促進

感想・まとめ

 江東区の臨海部都市交通ビジョン、ある程度は中央区にも影響するだろう。

 記載された中では、自動運転バスや舟運の本格実装はなかなか時間がかかりそう。長い時間をかけての行政の支援が必須だろう。

 実現可能性の低い空飛ぶ車よりは、実用レベルに達しつつあるドローンによる物流輸送革命だと思うのだが。交通とは違うか。

・・・

 ロープウェイ構想は盛り込まれなかったね。

参考リンク等

www.city.koto.lg.jp