これはびっくりした。シェアサイクル事業の二横綱、ドコモ・バイクシェアとオープンストリートが、電動アシスト自転車ポートの共同利用実現に向けた業務提携を発表した。2025年度のポート共同利用実現を目指すという(2024/07/10)。
業務提携の内容
・ドコモ・バイクシェアとオープンストリートがそれぞれ提供する電動アシスト自転車を双方のポートで利用.返却できる「ポートの共同利用」の実現
・今後は双方の自転車を双方のポートで利用できるようにすることで、土地利用効率化と顧客利便性の向上を図る
・自転車の再配置、バッテリー交換の協業化でオペレーションの効率化、利用環境の向上を図る
背景
・シェアサイクルのポート数は2017年から17倍になった
・利用増加が著しく、短距離移動のインフラとして定着した
・ポートの拡大は最も顧客利便性に影響するため事業上の重要課題になっている
・自転車再配置とバッテリー交換も重要テーマ
・ドコモ・バイクシェアとオープンストリートは同様の事業課題を持つ。限られたスペースの獲得競争ではなく協調することで利便性の高いサービスと事業効率化が実現できる。
・結果として持続可能な交通インフラとして社会に定着させることにつながる
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・ドコモ・バイクシェアは都心部、オープンストリートは郊外住宅地を中心にポートを設置している。両社のポートを共同利用することで両社の資源を最大限に活用でき、幅広いエリアへ早期にサービスが提供できるようになる。
・2025年度にポートの共同利用の実現を目指す
・今後具体的な対象エリアを両社で検討する。
参考 ドコモバイクシェアのポート 1443箇所
参考 オープンストリートのポート 密度は低いが広範囲に展開
感想・まとめ
これはいい方向の提携だと思うが、ハローサイクリングにメリットが大きいのではないかな。ドコモ・バイクシェアもサービス範囲の拡大が容易になりそうという点ではいいのかも。利便性が高まるのは歓迎したい。