東京都が「交通手段としての航路事業」の事業者への経費補助制度をスタートする。2023年度から2025年度までの3年間で、結構手厚い補助が用意される(2023/04/17)。
補助の概要 1航路1事業者
対象事業 1航路の1事業者(予算内で3航路を選定する可能性あり)
平日の朝10時までと夕方16時以降の運航
交通不便地域の船着場を含む航路の運航
(上記条件で)
運航日が月8日以上、または年間96日以上
運航日の総運行時間が1時間以上
・・・
補助率 1/2
補助限度額
運航経費 総運行時間
3時間以下 1日5万円
6時間以下 1日7・5万円
6時間超 1日10万円
船舶新造費 1隻1億円
船舶改良費 1隻2500万円
補助期間 2023〜25年度
感想・まとめ
かなり手厚い補助だとは思うけど、水辺に顔を向けたまちづくりがされていない東京で、舟運を活性化するのはまだまだハードルが高い。水都大阪との力の入れ具合には格段の差があって、一向に縮まっていないのではないかな。
実際、これまでの舟運活性化事業を見ても芳しい結果にはなっていない。舟運支援だけでは頓挫すると思う。川床の認定も進んでいる様子はないし。
水辺に向けたまちづくりがすすんでこないとね。まずは日本橋に舟運の拠点ができること。川床の幅広い認定が進むこと。話はその後のことじゃないかな。
朝潮運河の舟運をつぶす人道橋計画
1m高く作って、船を通せるようにすればいいのに。
— どらったら! (@Chuoinfom) April 2, 2023
できないなら埋め立ててしまえばいいのに。 pic.twitter.com/oZBq7SqCG3
中央区は舟運なんてどうでも良いのさ。