中央区を構成する日本橋地区と京橋地区、月島地区の3地区について、過去3回の中央区議会議員選挙(定数30)での人口比率をもとに議席を配分すると、各地区何議席程度になるのかを調べてみた。また今回の2023年4月と次の2027年4月についても人口推計などに基づいて試算してみた。
その結果、今回2023年選挙までは概ね京橋7、日本橋9、月島13で大きな変化はないが、晴海フラッグの街開きなども影響して、2027年選挙では今回と比べ、月島地区が1・1議席プラス、反対に京橋は0・5議席マイナス、日本橋も0・7議席のマイナスという結果が出た。世代交代などが進む可能性がある(2023/03/27)。
2023年4月 区議会議員選挙(推定)=今回、定数30
3月1日の人口(174807人)から当日有権者数を逆算
推定有権者数の人口に対する割合を前回並の78%とすると
推定有権者数 136350人
京橋 7・3議席(立候補者 11人)
月島 13・4議席(立候補者 15人)
※立候補者の地元不明は3人=中央区民マガジンさんより
4月の中央区議会選挙に44名が立候補の予定。区長選は現職区長のみ。|選挙|中央区民マガジン
2027年4月 次回区議会議員選挙(推定)
同様に中央区人口見通し(2027年=196067人)から試算
参考:過去3回の区議会議員選挙
①2011年4月 区議会議員選挙
4月1日の人口 118382人
当日有権者数の人口に対する割合 82・68%
京橋 7・6議席
月島 13・5議席
②2015年4月 区議会議員選挙
4月1日の人口 139444人
当日有権者数の人口に対する割合 79・01%
京橋 7・3議席
月島 13・3議席
③2019年4月 区議会議員選挙
4月1日の人口 163752人
当日有権者数の人口に対する割合 78・16%
※欠員1(2023年3月17日現在)
感想・まとめ
人口構成の変化は大きな変革要因になる。月島地区の人口比率が増えて、日本橋、京橋地区が減るということは、多少、変化が起きやすくなるのかなという気がする。もちろん、そうはならないかもしれない。