都営浅草線が2022年11月26日にダイヤ改正を実施する。利用客の行動変容に伴う利用状況を踏まえた改正。新型コロナによる利用低迷に対応したもの、ということになる。詳細は不明だが、現時点では平日ラッシュ時間帯の減便が告知されている。
ダイヤ改正概要
改正日
2022年11月28日(平日ダイヤ)
2022年11月26日(土休日ダイヤ)
改正理由
お客様の行動変容に伴う利用状況を踏まえ、ダイヤ改正を実施する。
内容
平日朝6時〜9時の運転本数変更
平日、土休日の一部列車の種別、行き先、運行時刻を変更する
西馬込〜泉岳寺間
泉岳寺〜押上間
参考 地下鉄路線別収支
2021年度 都営浅草線(括弧内は2020年度)
損益額 14億6700万3000円(3億7134万円)
乗車人員 52万2336人(50万4604人)
営業係数 94(98)
※浅草線の2019年度の損益額は+122億7913万7000円で、営業係数は65
2021年度 都営大江戸線(括弧内は2020年度)
損益額 −112億1824万1000円(−142億2661万1000円)
乗車人員 67万6730人(65万3881人)
営業係数 126(134)
※大江戸線の2019年度の損益額は−10億1944万6000円で、営業係数は102。
感想・まとめ
新型コロナウイルス流行前、営業係数は都営地下鉄4路線のうち浅草線が60前後、三田線と新宿線が70〜80という感じ。大江戸線はやや出来が悪いものの100前後だったようだ。
今回のダイヤ改正は稼ぎ頭の減便ということになる。
ほかの3路線のダイヤ改正も厳しいものになりそうだ。
・・・
それにしても、大江戸線、この2年間で250億オーバーの赤字を出してたんか。
びっくりしたわ。