どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#1246 山の手の地下に厚い軟弱地盤 産総研「地質の日」特別展示

一般に東京山の手は固い地盤にあり、東京下町は軟弱地盤という認識があると思うが、2022年5月10日の産総研/地質の日特別展示の中に、「山の手の地下に軟弱地盤」という資料があったのでメモしておく(2022/05/12)。

産総研特別展示

山の手の地下に柔らかい泥土で埋め立てられた層が存在

武蔵野台地に端に位置する山の手は一般的に固い地盤とされるが、武蔵野台地の地下に沖積層に似た柔らかい泥層で埋め立てられた谷があることが判明。

・低地と似た揺れ方をする

産総研特別展示

 

軟弱泥層はどのあたりか?

東京層が軟弱地盤にあたる。

軟弱泥層の位置図=産総研特別展示

都市域の地質地盤図(東京層下部)=産総研

・色が寒色なほど泥層が厚いことを示す。

感想・まとめ

山の手でも地下にけっこう厚い軟弱地盤があるのね。知らんかった。山の手と江東低地って地震の揺れってあまり変わらん気もするもんね。

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詳しくはこちらで確認できる。

gbank.gsj.jp

参考

見えない地下を見る 5月10日地質の日特別展示(産総研)