江東区豊洲六丁目にある期間限定のスポーツパーク「Tokyo Sport Playground」が世界三大デザイン賞の一つ、「iF DESIGN AWARD 2022」のアーキテクチャー部門でアワードを獲得した。米ARCHITECTURE MASTER PRIZEに続く2つ目のアワード(2022/05/01)。
iF DESIGN AWARD概要
1953年からドイツで開催されている世界でも権威のあるデザイン賞。世界三大デザイン賞のひとつとされる。2022年は57カ国、10000を超える応募があった。
TOKYO SPORT PLAYGROUNDが受賞
翻訳:スケートボードパーク、バスケットコート、陸上競技場などを無料で利用できる、誰もがスポーツを楽しめる公園。
この実験的なプロジェクトは、共同スペースがない、公園でスポーツをすることが許されないためにアスリートや子どもたちが抑圧されている、といった社会的な問題への挑戦を目的としています。
公園がないということは、地域コミュニティを形成する機会を失い、都市の孤独や孤立を招きます。
公園でサッカーやスケートボードをすることを禁止する看板をよく見かけます。
本格的な設備を備えた遊び場をつくることで、将来の世代が日常生活の中にスポーツを取り戻し、新たなコミュニティを形成することが可能になるのです。
参考 TOKYO SPORT PLAYGROUND概要
・誰もがスポーツを楽しめる公園をコンセプトに、本格的なスポーツエリア、イベントスペース、子供の遊び場、クラブハウスが無料で利用可能、
・スポーツが日常的に可能な場所の欠如など東京が抱える問題への実験的取り組みで、今後の公園のあり方を模索したプロジェクト
パークプラン/クラブハウスプラン(pdf)=ARCHITECTURE MASTER PRIZE
感想・まとめ
2つ目のアワード、おめでとう。
TOKYO SPORT PLAYGROUNDは開業期間は2022年9月末となっていたが、最近表示が消えている。この受賞で再延長があったりして。
参考
TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT BY ART(if DESIGN AWARD 2022)