#971(2021年8月)のエントリで、ドコモバイクシェアの利用料金が自転車不足を理由に仙台エリアで値上げされることを書いた。具体的には延長利用料金が55円引き上げられる内容だったが、2022年2月以降、東京エリアでも引き上げられることになった。自転車台数を増やさずに初乗り時間内(30分以内)の利用を増やし、回転数を上げるのが狙いらしい(2021/12/01)。
東京・川崎地区での料金値上げについて
対象 「東京自転車シェアリング」「練馬区シェアサイクル」「川崎バイクシェア」
改定日 2022年2月1日 0時
※「東京自転車シェアリング」:千代田、港、中央、新宿、文京、江東、品川、目黒、大田、渋谷、中野の各区エリアで提供するバイクシェアサービス。
改定理由
利用者が年々増加し自転車数が不足。価格改定により短時間での返却を促す。
改訂内容=延長料金の値上げ幅が110円から165円に拡大される
1回会員
最初の30分 165円
以後30分ごと 110円 →165円
月額会員
基本料金 2200円
最初の30分 0円
以後30分ごと 110円→165円
参考:中央区の現行料金体系(22年1月末まで)
感想・まとめ
仙台同様、自転車数の不足を値上げによって解決しようという試み。
新型コロナ禍でシェアサイクルの位置付けが変わってきている気がする。
予言?通り、値上げは仙台から東京へ波及した。