東京オリンピック・ソフトボールで北京大会以来の13年ぶりの頂点を目指した日本チームが、決勝で前回と同じくアメリカに勝って再び金メダルに輝いた。13年前は26歳だった上野由岐子投手が優勝直後インタビューに答えた(2021/07/27)。
上野由岐子選手、優勝直後のインタビュー全文
(おめでとうございます)
ありがとうございます。
(今の気持ちは)
感無量です。
(最後の瞬間、マウンドでの気持ちは)
途中、リリーフで投げてくれた後藤が顔面蒼白で、一杯一杯で投げてくれていたのをみて、逆に自分がやってやるんだという気持ちに奮い立たせてもらったし、おかげで最後に気持ちは強く投げれることができて、最終的に皆さんの期待に答えることができて本当に良かったなと思ってます。
(重圧もかかるマウンドだったと思うが)
これが自分の背負っているものだと思っていたし。このマウンドに立つために13年間、いろんな思いをしてここまで来れたと思う。そういう意味では投げれなくなるなるまで投げてやろうと思って先発マウンドに立ちました。
(13年ぶりのメダルの重みは違いますか)
前回と違って、地元開催でプレッシャーは大きかった。
近くでずっと監督の姿をみていて日に日にプレッシャーに押しつぶされるんじゃないかという姿を見ていて少しでも力になりたいと思っていたし。最後に恩返しできて本当に良かったと思っています。
(今後のソフトボールにつながる金メダルになるでしょうか)
諦めなければ夢は叶うっていうことをたくさんの方々に伝えられたと思うので、ソフトボール競技はまた次回からなくなってしまいますが、あきらめることなくしっかりと進んで行けたらいいなあと思っています。
感想・まとめ
上野選手、インタビューは終始満面の笑顔。
インタビュアーも辛い質問をしなければならなかったと思うけど、よく聞いてくれたと思う。