東京オリンピック・アーチェリー男子団体で、この競技日本勢初めてとなる銅メダルを獲得した。銅メダルに輝いたのは河田悠希(かわた・ゆうき)、古川高晴(ふるかわ・たかはる)、武藤弘樹(むとう・ひろき)の3選手。マイナースポーツの金字塔はいつもながら感動が深い(2021/07/26)。
3選手のメダリスト記者会見全文
河田選手
一夜明けての感想は、今でもメダルをとったのが夢のように感じています。
このメダル、ずっとながめちゃってるんですけど、きのうメダルを取ってからずっと興奮していて、昨日の夜もなかなか寝つきが良くなくて、
古川選手
見てくださっている方々から、たくさん応援をいただいて、今ここに入れるのだなというふうに思って。メールを見て、感謝の気持ちがたくさんあります。
団体戦ですけど、ロンドンで個人で銀メダルを取れた後、次は団体でメダルを撮ってみたいというのがあって、今回、東京という舞台でこの三人で、団体戦でのアーチェリーでは初めてとなるメダルを獲得できて、本当に素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。
あすからぼくの個人戦が始まるので、今は気持ちがちょっとふわふわしているというか、ぴょんぴょんしているというか、うわついていますけど、このままでは足元を掬われるようなきがするので、しっかり切り替えて戦闘モードに、今日気持ちを切り替えて明日に臨みたい。
武藤選手
正直、昨日メダルを取って夜寝るまで、あっという間だったなという感じ。
え、もうこんな時間、みたいな感じ。興奮してて全然寝れなかったし、こうして皆さんの前で話しているのも夢のよう。
こんなふうになるんだと、現実味がない感じ。
そういう感じで心がふわふわしているというか。
嬉しい気持ちでいっぱいです。
昨日は最後、みんなで声を出し合って頑張って
近くでずっと田中監督やユンコーチ、小学校の頃のともだちから、
10何年か連絡をとっていない子からいっぱい連絡が来るようになったりして
いつもの応援してくださっている人以上に、多くの人が注目している試合なんだなというのをひしひしと感じ、気持ちも込めて打った最後の一本だったので良かったと思う。
応援してくれる方の数がすごかった。応援の力をすごく感じた試合だった。
あすから個人戦。悔いなく終えれる試合にしたい。
質疑
団体の世界ランキング22位と聞いて、3年前は5位とかにいたと思うが、2019年後半から20年、大会に出ていなかったから落ちたと思う。三人とも経験が全くないわけではない。世界ユース世代、ジュニア世代から世界大会に出てきた。経験がないわけではない。それに僕の経験を伝えることで国際大会に参加できないことをカバーしてきたつもり(古川選手)。
6月の韓国のアジアカップでしっかり戦うことができたのが大きかった。実践形式でここで負けたら終わりという状況で強い韓国と戦えたのが大きかったと思う。
三人、コーチを含め四人で、たくさんミーティングして、どうしたら強いチームになれるかを話していて、得点だけで強いチームということではなく、それぞれの信頼感、どういう人か知るとか、見えない部分で強くなろうと思った部分が大きかったと思う。本番を想定して練習してきたのが良かったと思っています。(武藤選手)
感想・まとめ
一夜明けた会見でも、興奮の余韻は残っていたけど、本当は優勝直後のインタビューが見たかったけど放送が終わってしまい、見られなかったのはかなり残念だった。NHKさん、民放さんおなしゃす。
参考
🏅メダリスト記者会見ライブ配信🏅
— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) 2021年7月27日
・河田 悠希 選手✨
・古川 高晴 選手✨
・武藤 弘樹 選手✨
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