江東区青海の複合施設「パレットタウン」の事業終了が告知された。MEGAWEBやZepp Tokyo、ヴィーナスフォートなどの施設群が2022年8月にかけて順次営業を終了する。10000超の大規模多目的アリーナ計画が一部判明している。ホームアリーナ化が取り沙汰されるBリーグ、アルバルク東京の動きも気になるところ。「事業終了」という言葉が一つの区切りを感じさせる(2021/07/21)
- パレットタウンが事業終了を告知 2021年7月21日
- MEGAWEBが閉館告知 2021年12月31日
- Zepp Tokyo営業終了告知 2022年1月1日
- Venus Fort 2022年3月27日
- パレットタウン大観覧車 2022年8月31日
- チームラボ ボーダレス 2022年8月31日
- Bリーグ新設アリーナについて
- 参考:報道概要 2020年7月
- 参考:パレットタウンについて
- 参考:ヴィーナスフォートについて
- 参考:MEGAWEBについて
- 参考:森ビル・トヨタ自動車への用地払い下げ時の提案内容(2008年)
- 参考:多目的アリーナは最低8000人収容か
- 参考:東和不動産が10000席超の大型複合アリーナ建設計画(2020/12/26)
- 感想・まとめ
- 参考
パレットタウンが事業終了を告知 2021年7月21日
営業終了は以下の施設
MEGAWEBが閉館告知 2021年12月31日
Zepp Tokyo営業終了告知 2022年1月1日
Venus Fort 2022年3月27日
パレットタウン大観覧車 2022年8月31日
チームラボ ボーダレス 2022年8月31日
・2023年に東京都心部で新しい施設を開館予定
新施設は2023年、都心部にオープン
— どらったら! (@Chuoinfom) 2021年7月22日
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス、2022年8月末に閉館。2023年に東京都心部で新たなチームラボボーダレスを開館予定。 https://t.co/vA60faNeBw @PRTIMES_JPより
Bリーグ新設アリーナについて
◆アリーナ移転について
2021-22シーズンも引き続きアリーナ立川立飛にて戦ってまいります。
また、代々木第一体育館移転後も一部、立川市での試合開催を予定しております。
新アリーナについては、全体的なスケジュールをしっかり固め、皆さまにお伝えできるよう準備をしておりますので、楽しみにお待ちください。(アルバルク東京、2021年5月)
正式発表は近いようだ。
参考:報道概要 2020年7月
内容 多目的アリーナ・商業施設
着工 2023年春
竣工 2025年めど
投資額 100〜200億円
多目的アリーナ
これまでの流れ
1995年 世界都市博覧会開催中止決定
10年間の期限でトヨタ、森ビルに貸し出し。
1999年 パレットタウン開業
2008年 用地払い下げ決定。
ホテルを含む新施設は2012年〜13年に開業を予定していたが、リーマン・ショックで実現せず、施設営業が延長されていた。
2013年前後 お台場カジノ構想(猪瀬知事時代)
2020年 多目的アリーナ建設の報道
2021年7月 事業終了告知(今回)
2021年12月 MEGAWEB(営業終了)
2022年1月 Zepp Tokyo(営業終了)
2022年3月 VenusFort(営業終了)
2022年8月 大観覧車(営業終了)/チームラボ ボーダレス(営業終了)
・・・
2023年春 着工(予定?)
2025年 開業(予定?)
参考:パレットタウンについて
所在地 東京都江東区青海一丁目
敷地面積 約73000㎡
延床面積 約125000㎡
参考:ヴィーナスフォートについて
所在地 東京都江東区青海一丁目
敷地面積 31170㎡
延べ床面積 69800㎡
用途 店舗ほか
階数 地上3階
着工 1998年5月
竣工 1999年7月
商業ゾーン
店舗数 約160(物販87%、飲食13%)
店舗面積 約8945坪
参考:MEGAWEBについて
所在地 東京都江東区青海一丁目
オープン 1999年3月
参考:森ビル・トヨタ自動車への用地払い下げ時の提案内容(2008年)
区画名 臨海副都心青海ST区画
事業予定面積 79295・76㎡
事業予定者 森ビル トヨタ自動車
処分方式 売却
施設イメージ
事業内容 オフィス、展示施設、ホテル、コンベンション施設。商業施設、エンタテイメント施設等
施設概要 地上23階/地下2階 最高高さ約100m
延べ床面積 約380538㎡
予定事業費 約2834億円(うち用地費約814億円)
事業開始予定時期
2012年5月(一部開業)
2013年7月(全面開業)
(東京都港湾局、2008年10月8日)
参考:多目的アリーナは最低8000人収容か
Bリーグ「アルバルク東京」の新設ホームアリーナということが示されていることから、最低8000人の観客が入場可能となることが想定される。
プロバスケBリーグのホームアリーナ検査要項によると、B1ライセンス取得に必要な施設要件として、新設アリーナは8000人以上の観客席を有することが示されている。また将来的には10000人以上の観客席を有することが望ましい、とされている。
8000人規模のアリーナとして神戸市のワールド記念ホールがあった。
結構大きい。
参考:東和不動産が10000席超の大型複合アリーナ建設計画(2020/12/26)
計画地 江東区青海一丁目
敷地面積 約27000平方メートル
延床面積 約37000平方メートル
主用途 多目的アリーナ
収容人員 スポーツ 10000席、イベント等 10000〜13000席
竣工 2025年6月ごろ(予定)
大型複合アリーナ建設計画に関するお知らせ(東和不動産、2020年3月)
感想・まとめ
アルバルクの動きをみると、最大13000席規模のアリーナに関する正式発表はかなり近い印象。人の流れを変えるコンテンツの誕生は待ち遠しい。
事業終了について、
・本事業区域における開発事業の一部進捗
を理由としている。
また、
・本事業区域の進出事業者であるトヨタと森ビルが当エリアで、新たな賑わい創出に資する施設を企画検討
としている。多目的アリーナのことだろうけど。
次の動きはとても楽しみ。
・・・
アルバルク、早よおいで!!!
参考
【MEGA WEB 閉館のお知らせ】
— MEGAWEB_PR (@MEGAWEB_PR) 2021年7月21日
メガウェブは2021年12月31日に閉館することとなりましたので、お知らせいたします。
22年以上もの長い間、多くのお客様に支えられてまいりました。深く感謝しております。
閉館まで引き続きよろしくお願いいたします。
詳しくはHPをご覧くださいhttps://t.co/6dyWlKVF1y