全国のエネファーム3000台などを対象にした群制御システムの技術実証が始まった。遠隔指令を出してバーチャルパワープラント(仮想発電所)化する試み。需給逼迫時の電力供給方法の一つになりそう(2021/06/10)。
エネファーム・家庭用蓄電池を制御して仮想発電所化
家庭用燃料電池エネファームと家庭用蓄電池の群制御によるバーチャルパワープラント実証(東京ガスと関西電力による)
※バーチャルパワープラント:情報通信技術などにより、分散するエネルギーリソースを統合制御し、あたかも1つの発電設備のように機能する仮想発電所。
実証期間 2021年6月7日〜2022年2月17日
実証内容
エネファームおよび家庭用蓄電池への遠隔指令による群制御に関する実証
卸電力市場などでの電力取引にエネファームおよび家庭用蓄電池を活用する事業性の評価
→将来の安定的かつ効率的な電力システムの構築実現を図る。
参考:VPP(仮想発電所)
太陽光発電や蓄電池、電気自動車(EV)や住宅設備などをまとめて管理し、地域の発電・蓄電・需要を「まるで一つの発電所のように」コントロールする仕組み(デンソー)
感想・まとめ
全国で3000台規模というのもなかなか。
なんとなく響きがいいね。バーチャルパワープラント(VPP)。
晴海フラッグも選手村使用期間に参加したりして。それはないか。