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東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#756 品川区のコミュニティバス、22年3月に運行開始へ 3ルートから絞り込み

品川区のコミュニティバス計画、すでに3ルートに絞り込みが行われていて、2022年3月の運行開始を目指して準備がすすめられている。運行車両は小型バスとなるようだ(2021/02/03)

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(品川区)

候補ルートの評価

①大崎ルート(7・7キロ)

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路線長 7・7キロ

所要時間 52分(バス停26箇所)

必要台数 4台

初期経費 9190万円

年間運行収支(1日あたりの乗車人数)

 運賃100円 5293万円の赤字(850人)

 運賃150円 4015万円の赤字(800人)

 運賃200円 2774万円の赤字(700人)

②大井ルート(5・5キロ)

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路線長 5・5キロ

所要時間 37分(バス停19箇所)

必要台数 3台

初期経費 6885万円

年間運行収支(1日あたりの乗車人数)

 運賃100円 4380万円の赤字(500人)

 運賃150円 3632万円の赤字(470人)

 運賃200円 2833万円の赤字(420人)

③荏原ルート(4・3キロ)

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路線長 4・3キロ

所要時間 29分(バス停15箇所)

必要台数 3台

初期経費 6825万円

年間運行収支(1日あたりの乗車人数)

 運賃100円 2409万円の赤字(640人)

 運賃150円 1460万円の赤字(600人)

 運賃200円  570万円の赤字(520人)

スケジュール

2021年

 3月 運行事業者選定

 6月以降 運行計画策定、事業許可取得、バス車両確保ほか

2022年

 3月 試行運転開始

感想・まとめ

コミュニティバスは赤字前提の事業。事業採算性にはある程度目を瞑らないと運行できない。やはり1台年間1000万円程度の赤字は出てしまうようだ。

参考

dorattara.hatenablog.com

www.city.shinagawa.tokyo.jp