dorattara! Season4

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。

#737 海溝型地震と東京に近い活断層の長期評価について 2021年1月1日時点

政府の地震調査委員会が2021年1月1日時点の地震発生確率値(長期評価)を更新した。海溝型地震と東京に近い活断層を中心に確認しておく。今回の更新から確率に基づくランク分けが導入された(2021/01/17)。

海溝型

ランク分けについて

Ⅲランク(高い) 30年以内の地震発生確率が26%以上

Ⅱランク(やや高い)  30年以内の地震発生確率が3%〜26%未満

Ⅰランク 30年以内の地震発生確率が3%未満

Xランク 30年以内の地震発生確率が不明

千島海溝

超巨大地震(M8・8程度以上) Ⅲランク

十勝沖(M8・0〜8・6程度) Ⅱランク

根室沖(M7・8〜8・5程度) Ⅲランク

日本海溝

超巨大地震(M9・0程度) Ⅰランク

青森県東方沖及び岩手県沖北部(M7・9程度) Ⅲランク

宮城県沖の陸寄りの地震(M7・4前後) Ⅲランク

相模トラフ

次のM8クラス Ⅱランク

M7程度 Ⅲランク

南海トラフ

M8~M9クラス  Ⅲランク

日本海東縁部

北海道北西沖(M7・8程度) Ⅰランク

北海道西方沖(M7・5程度) Ⅰランク

北海道南西沖(M7・8程度) Ⅰランク

青森県西方沖(M7・7程度) Ⅰランク

山形県沖(M7・7程度) Ⅰランク

新潟県北部沖(M7・5程度) Ⅰランク

関東地域の活断層

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地震本部

ランク分けについて

Sランク(高い) 30年以内の地震発生確率が3%以上

Aランク(やや高い)  30年以内の地震発生確率が0・1%〜3%未満

Zランク 30年以内の地震発生確率が0・1%未満

Xランク 30年以内の地震発生確率が不明

東京23区に近い活断層

三浦半島断層帯(M6・6程度)  Sランク 6〜11%(30年以内)

塩沢断層帯(M6・6程度)  Sランク 4%以下(30年以内)

立川断層帯(M7・4程度) Aランク 0・5〜2%(30年以内)

深谷断層帯(M7・9程度) Aランク ほぼ0〜0・1%(30年以内)

綾瀬川断層(M7・0程度) Zランク ほぼ0%(30年以内)

越生断層(M6・7程度) Xランク

参考 関東地域の長期評価

 M6・8以上の30年確率 50〜60%

参考 地震発生確率の計算方法

・主要断層帯や海溝型地震の活動間隔がBPT分布に従うと考えられている(下図は一例)。

 下図の場合、過去の最新活動時期から2500年後〜2530年後に地震が発生する確率は

 水色の面積/(水色の面積+黄色の面積)

で計算される。

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地震本部

・最新活動からの経過年数と、その時点から30年以内の発生確率をグラフにすると

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地震本部

地震発生確率の計算方法(地震本部)

感想・まとめ

内陸断層による地震は規模(M)は比較的低いものの、震源に近いと揺れは大きくなる。海溝型の場合は、地震の規模(M)がとても大きいものになるので、震源から離れていても大きな揺れになることがある。

長期評価は一年ごとに更新されているが、数値が大きく変わることはないかな。

備えあれば憂いなし。

ということでポータブル電源を押さえておいた。

参考

 

www.jishin.go.jp