アメリカやイギリスで新型コロナウイルス感染症ワクチンの緊急使用が続々と承認され、ワクチン接種が始まった。日本ではどんな状況にあるのか、厚生労働省の情報をベースにまとめてみた(2021/01/04)。
(厚生労働省)
接種順位の上位に位置付ける対象
・患者に直接医療を提供する医療従事者等
・高齢者、基礎疾患を有するもの
医療従事者等の範囲
(政府パブコメサイト)
高齢者、基礎疾患を有するものや障害を有するものが集団居住する施設で従事する人の接種順位
・利用者に直接接する職員を高齢者に次ぐ接種順位に位置付け
予防接種を受けられる時期
2021年春頃以降から開始できる可能性があるが詳細未定
(厚生労働省)=検討中の案
報道ベースの接種時期(参考)
(2月中 ファイザー製の承認判断)
2月下旬めど 医療従事者(NHK) 400万人
3月下旬めど 65歳以上の高齢者(NHK) 3600万人
4月以降 基礎疾患のある人(日経) 820万人
※慢性心臓病、腎臓病、呼吸器疾患、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などで治療中の人、染色体異常.重症心身障害者、BMI30以上の人
※ワクチン十分ある場合、60〜64歳の高齢者(日経) 750万人
それ以降 一般の人 約7000万人
接種を受けられる場所と方法
未定。
費用
全額公費負担
接種回数
2回
同意の取得
接種は同意がある場合のみ受けることができる。受ける人の同意なしに接種は行われない
参考:健康被害救済制度(予報接種法に基づく)
感想・まとめ
接種に使われるワクチンはファイザー製のものになる可能性が高いそうだ。
参考
www.mhlw.go.jp新型コロナワクチンの接種体制確保について(自治体説明会資料)