東京都が2016年に公表した「東京都臨海部地域公共交通網形成計画」(旧計画)に代わる新計画案「東京都臨海部地域公共交通計画」(案)を公表した。154ページにわたる膨大なもで、重要と思われる点に絞って内容を5回に分けて確認しておく。
2回目は計画地区内の移動の状況について(2021/01/03)。
(東京都)
計画区域
・東京都臨海部における公共交通網の構築が目的。隣接する都心部、都心部を通過点として周辺に広がる広域公共交通との接続地点を含むエリア
(東京都)
移動の状況
通勤・通学・業務・私事目的
臨海部→都心部が多い
帰宅目的
都心部→臨海部が多い
=臨海部は居住地としての性格が強い。
※特に勝どき、晴海などは通勤・通学・帰宅目的の地区間の移動の半分以上で起点・終点。
業務目的
計画地区の交通機関分布率(2018年)
(東京都)
鉄道分担率55%程度
都心部〜勝どき・晴海
鉄道・バス・徒歩分担率は上昇
自転車分担率が10%ほど低下
自転車・バスの分担率は上昇
電車・自動車・徒歩の分担率は減少
→シェアサイクルの拡大が要因か
感想・まとめ
これも現状分析。。
豊洲・有明と都心部を結ぶ鉄道分担率がけっこう高い。有楽町線だろうか。