都営バスの営業係数(100円の収入を得るのに必要な支出)の推移について、中央区臨海部を中心にまとめてみた。対象路線のすべてで大幅に悪化。新型コロナの影響だろう。Gotoもいいが、都営バスをもっと使って支援する必要がありそうだ(2020/11/08)。
(東京都)=深川営業所路線図
対象系統
海01 門前仲町〜東京テレポート
豊洲01 豊洲駅循環
都03 晴海埠頭〜四谷駅
都04 豊海水産埠頭〜東京駅丸の内南口
都05 晴海埠頭〜東京駅丸の内南口
急行05 錦糸町〜日本科学未来館
業10 新橋〜東京スカイツリー
錦13 錦糸町〜晴海埠頭
東15 深川車庫〜東京駅八重洲口
東16 東京駅八重洲口〜東京ビッグサイト
営業係数の推移(2015~19年度)
(中の人作成)
参考 都営バス 経常損益の推移
(中の人作成)
感想・まとめ
久しぶりにまとめてみて少し驚いた。営業係数は軒並み悪化していた。
2019年度の都営バスの経常損益は17億4000万円の赤字。
系統別でも営業係数は10~20は悪化しているようだ。
新型コロナウイルスの影響が出たかたち。
2019年度だと2020年の3月までなので影響が出た時期にかかってくる。
2020年度はさらに悪化することになるだろう。
これが続くと大幅減便も現実味を帯びてくる。
都営バスをもっと使おう。