小笠原諸島付近で発生した台風10号について、気象庁が「今後特別警報級の勢力まで発達し、奄美地方から西日本にかけて接近,上陸の可能性がある」として警戒を呼びかけた。関東への影響は不透明(2020/09/02)。
(気象庁)=4日21時の予想天気図
台風10号の予想進路と勢力(2日21時現在)
(気象庁)
・2日夜現在、マリアナ諸島付近。
・6日朝に沖縄〜奄美、6日夜に九州に接近、上陸の可能性
3日21時 955ヘクトパスカル、最大風速40m
4日21時 925ヘクトパスカル、最大風速50m
5日21時 915ヘクトパスカル、最大風速55m
6日21時 925ヘクトパスカル、最大風速50m
参考:特別警報と台風
気象庁の説明文に「特別警報級」の勢力という表現がある。これってどういうことだろう。
(気象庁)
台風等を要因とする特別警報の指標(発表条件)
(気象庁)
ある水準以上の台風が来襲した場合に特別警報を出すという発表条件がある。対象は暴風、高潮、波浪の特別警報。
条件は↓
今回の台風10号は915ヘクトパスカル、最大風速55mなので、奄美、沖縄、小笠原の基準にわずかに届いていない。
感想・まとめ
特別警報予告の記者会見は上陸24時間程度前に記者会見が開かれる。九州上陸の可能性が上がった場合、5日午後に記者会見ということになりそう。
進路から外れている関東とはいえ、ここ2〜3日の台風10号の進路には注意しておこう。