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東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

2020/03/27のメモ 新型コロナウイルス対策の「換気」の意味とは 日本建築学会が緊急声明

新型コロナウイルス感染症対策の中で、日本建築学会などが「現状ではどのように換気を行えば良いのか情報提供がされていない」として、換気に関する緊急声明を発表した(2020/03/27)。

 

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(日本建築学会、空気調和・衛生工学会)

 

声明は2020年3月23日付

換気回数「1時間に2回」は窓を開ける回数のことではない

・換気回数:室内の空気の入れ替わりのスピードを表す指標

 1時間に部屋に入る外気量(㎥)を部屋の容積(㎥)で割ったもの。

 ※窓を開ける回数ではない。

「換気回数:1時間に2回」→1時間に空気が2回完全に入れ替わる、ということになる。

エアコン

・家庭用エアコン、パッケージエアコンは空気を循環させるだけ。

・窓明け換気、換気システムの運転が推奨される

空気清浄機

一般的空気清浄機 通過する空気量が換気量に比較して少ない。部屋全体に対して新型コロナウイルス対策に十分効果があるかは不明。

・使う場合は人の近くで。

・通常の換気が推奨される。

そのほか

・自動車では内気循環モードではなく、外気を取り入れるモードが有効

・窓が開かない部屋でも機会換気は有効。

参考

 新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して 緊急会長声明