迷ったが、みんな大好き「都心部・臨海地域地下鉄構想」の話。中央区が検討していた3つのルートから絞り込みが行われたかもしれない。根拠は続報で (2020/02/07)。
(都心・臨海地下鉄新線推進協議会)
建設計画案の検討で示された3ルート
2014年度、2015年度に中央区が実施した「地下鉄新線の整備に向けた検討調査では、3つのルート案が示されていた。
(中央区報告書)
①Aルート(晴海通り、環2の間の道路)
②B-1ルート(晴海通り・大深度)
③B-2ルート(晴海通り・標準深度)
生き残ったルートは?
(中の人作成)
検討ルートの絞り込みで残ったのは晴海通りを通らないAルートの可能性が高い。想定される新銀座、新築地、勝どき・晴海のうち、新銀座の場所はまだ微妙だが、残る2駅はほぼこの辺りになるのではないかな。
HARUMI FLAG付近に駅というのは報告書に示された中央区の考え方の中で明確に否定されているので、残念ながらありえない。
感想・まとめ
交通政策審議会のレポートで検討の深度が浅いと指摘されていた「地下鉄新線構想」。可能性が低いルートは早々に除外して検討の度合いを深めなければならない状況にはあったと思うので、審議会答申から4年が経とうとしている段階で、いつまでも3ルート、というわけにもいかない。
絞り込み→検討の深化という流れだろう。
注:中央区の検討ルート案の絞り込みという話で、ルートが決定ということではない。