森ビルが「都市の中の都市(コンパクトシティ)」を作るという「虎ノ門・麻布台プロジェクト」が発表された。区域面積8ヘクタール超、メインタワーの高さ330メートルであべのハルカスを抜いて日本一の高さになるという超大規模プロジェクト。29ページにわたるファクトブックがあわせて発表されているので、中身をのぞいてみた(2019/08/23)。
“ヒルズの未来形”「虎ノ門・麻布台プロジェクト」イメージムービー
追加:コンセプトムービー(2019年8月30日)
プロジェクト概要
(森ビル)
所在地 港区虎ノ門5、麻布台1、六本木3
主要用途 住宅 事務所 店舗 ホテル 文化施設 インターナショナルスクール
区域面積 約8・1ヘクタール(六本木ヒルズ 約11・6ヘクタール)
敷地面積 約63900㎡(六本木ヒルズ 約89200㎡)
延床面積 約860400㎡(六本木ヒルズ 約759100㎡)
事務所
貸室面積 約213900㎡(六本木ヒルズ 約190870㎡)
基準階 約4600㎡(六本木ヒルズ 約4500㎡)
住宅
戸数 約1400戸(六本木ヒルズ 約840戸)
居住者数 約3500人(六本木ヒルズ 約2000人)
緑化面積 約24000㎡(六本木ヒルズ 約19000㎡)
駐車場 約1880台
事業費 約5800億円
着工 2019年8月5日
竣工 2023年3月31日
特徴
・アークヒルズに隣接、「文化都心・六本木ヒルズ」「グローバルビジネスセンター・虎ノ門ヒルズ」の中間に位置する。
(森ビル)
・まず広場を中心に据え、その後3棟の超高層タワーを配置。普通は逆。
・都内最大級のインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン・東京」
校舎面積 メインタワーに接続。約14000㎡/生徒数700人以上
・「街全体をミュージアム」
ミュージアム、ギャラリー(延べ床面積約9000㎡)
A街区 メインタワー 高さ約330メートル
オフィス 7階〜52階
住宅 54〜64階 90戸
ホテルブランドの住宅。居住者専用ラウンジ、スパ、各住戸ごとのエレベーターホール
Bー1街区 西棟 高さ約270メートル
オフィス 3階〜5階
住宅 6階〜64階 970戸(170戸のサービスアパートメント含む)
Bー2街区 東棟 高さ約240メートル
住宅 14階〜53階 330戸
プール付き住戸あり。ホテル連携サービスも。
ホテル 1〜13階 120室(標準客室面積約60㎡)
ラグジュアリークラス、国内初進出
C街区 低層棟
オフイス 3〜5階
商業施設とフードマーケット
「世界有数の食体験」
商業施設面積 約24000㎡
店舗数 約150店
フードマーケット面積 約4000㎡
交通
地下鉄神谷町駅と六本木一丁目駅を結ぶ歩行者ネットワークを整備。
感想・まとめ
(中の人作成)
地下鉄は2線(日比谷線と南北線)と微妙で、交通アクセスは今ひとつかも。
中央区臨海部からの直接アクセスというわけにはいかない。東京BRTで虎ノ門ターミナルまで行って、地下鉄新駅から神谷町まで一駅。
もう少し詳しくならないとわからないけど、食事とか、用事がなければ行かないだろうなあ。
参考