どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#146 東京ガスの「豊洲水素ステーション」はぐるり公園先端部付近に 2019年12月開所予定

東京ガスが2018年11月に発表した、江東区豊洲6丁目の「水素ステーション」の場所が判明した。場所がはっきりしなかったが、最近更新されたグーグルアースで確認したところ、ほぼ場所が特定できた(2019/05/26)。

 

dorattara.blog.fc2.com

 

 

水素ステーション概要

名称 「豊洲水素ステーション(仮称)」
場所 江東区豊洲6。おそらくここ。
敷地 約2000㎡

f:id:dorattara:20190526200320p:plain

(グーグルマップ)
 
 
水素供給方式 オンサイト方式

f:id:dorattara:20190526140022p:plain

(日本水素ステーションネットワーク合同会社

 

 水素ステーション内で、都市ガスやLPガス等からの水素製造、FCV向けの水素の充填販売までを行う方式。去年は国内初のオンサイト式とされていたが、現時点では埼玉・所沢市についで2番目の開所となりそう。

 

処理能力 1日FCバス20台以上(東京ガス=NEW

f:id:dorattara:20191201031659p:plain


 

場所の特定

公表画像

f:id:dorattara:20190526134150j:plain

東京ガス)=再掲

 

奥のなだらかなスロープと手前のスロープが特徴的。
そしてスケジュール的には2018年着工済。
豊洲6丁目でこれを満たす場所はかなり限られる。
 

グーグルアースの画像

f:id:dorattara:20190526134349p:plain

f:id:dorattara:20190526134627p:plain

(グーグルアース)=赤枠は上の画像の範囲。

 
上の画像をみると、特徴的な背景のスロープが一致。手前のスロープも一致した。
 
面積は約2000㎡。これぐらいになるが矛盾はなさそう。

f:id:dorattara:20190526195847p:plain

(グーグルマップ)
 
 豊洲埠頭内にこういう広場とスロープがセットである場所は他にはない。
 ここで、まちがいないだろう。
 

開所は12月予定

 オンサイト方式では埼玉県所沢市のステーション開所が2019年8月ごろで最速。江東区豊洲は2番目で2019年12月ごろの開所となる。

 

感想・まとめ

 東京都は東京2020大会を控え、多数のFC(燃料電池)バス導入を計画していて、運行を支えるのに水素ステーションの整備が必要とされていた。ここであれば、主要動線の環状2号線、有明通りに近く、かつ交通を妨げない絶好の立地だろう。
 
  場所が分かったからといってどうということもないのだが、FC車は水素ステーションが普及しないとどうにもならない。
 日本水素ステーションネットワーク合同会社による水素ステーションは2018年度に12箇所。東京都内は江戸川区とここの2箇所が整備される。2019年度は21箇所新設される。19年度、東京都内は4箇所。大田区、港区、品川区と多摩市。

 

 FCV(燃料電池車)は、価格が高すぎて所有するタイプの車ではないので、 当面は東京臨海部を中心としたエリアに投入されつつあるFCバス(SORA)向けに使うしかないだろうなあ。水素ステーションが採算ベースに乗るのはいつ頃なんだか。

 

参考

www.tokyo-gas.co.jp

 

dorattara.hatenablog.com