都営バスが2019年4月1日にダイヤ改正する。中央区臨海部に関連する2路線(都05−2系統と東15系統)はそれぞれ増便、減便となり、明暗が分かれる結果となった(2019/03/20)。
概要
運行回数の変更があったのは都05−2系統と東15系統。
運行時刻の変更があったのは錦13系統。
2017年度の営業係数はこんな感じ。
① 都05−2系統(東京駅丸の内南口〜東京ビッグサイト)
・上り 平日+4便/土曜+4便/休日+4便
(東京都資料より)
増便とはいえ、朝のラッシュ時間帯は変更なし。
朝の運行頻度も限界に近いのではないだろうか。
・下り 平日+4便/土曜+4便/休日+4便
(東京都資料より)
下りも増便は午後のみ。
②東15系統(東京駅八重洲口〜深川車庫前)
・上り 平日ー2便/土曜−2便/休日−3便
(東京都資料より)
こちらは全体として減便傾向。むしろ朝と夕方を減らしている印象があるぐらい。
平日朝8時台の減便はつらいところ。他所にドライバーを回しているのだろうか。
・下り 平日ー2便/土曜−2便/休日−3便
(東京都資料より)
下りも同様の傾向。平日朝7時台も減便はつらいところ。
③錦13系統(錦糸町駅前〜晴海埠頭/深川車庫前)
運行時刻の変更なので、割愛する。
感想・まとめ
増便となった都05−2系統も朝のラッシュ時間帯は据え置き。
減便となった東15系統は朝夕のラッシュ時間帯を中心とした減便。
全体としてはややマイナスの印象が強いダイヤ改正となった。
最近のダイヤ改正では、各地で衝撃の減便が相次いでいて少し心配だった。一昨年秋のダイヤ改正では都05−1系統(東京駅〜晴海埠頭)が大幅減便となっていた。
この春のダイヤ改正については大きな影響とまではいかないようだ。
ただ運転手の人員不足を考えると、東京BRT運行開始に伴う競合路線は大丈夫なのか心配になる。
参考