江東区豊洲6丁目に賃貸オフィスとホテルを建設する清水建設の事業について「民間都市再生事業計画」に認定されたことが発表された。発表の中で東京BRT停留施設を含む交通広場のイメージが公表されている(2019/02/26)。
(国土交通省)
「民間都市再生事業」は、認定されると金融上の支援や税制上の支援が受けられるようになるということ。今回は交通広場に注目してみる。
概要
(国土交通省)
オフィス棟
地上12階 延べ面積 87688・25㎡
用途 事務所、店舗、駐車場
施設 バルコニーあり
特徴 フロア中央に最上階までの吹き抜け
3、6、11階の天井高3・5m、11階の一部は6m
ホテル棟
地上14階 延べ面積 30910・00㎡
用途 ホテル、店舗、駐車場
室数 500室+
広さ スタンダードルーム 20㎡+/スイート 40〜50㎡
施設 最上階に大浴場
晴海運河と環状2号側にL字型に配置。
スケジュール
2019年2月 4日 事業施行開始
2021年8月31日 竣工
交通広場
今回公表された交通広場のイメージ。
(国土交通省)
東京BRTを想定した連節車両の姿があった。停留施設も。
(国土交通省)
(国土交通省)
交通広場全体としてはこんな配置か。
(国土交通省)=一部加筆
ざっと見た感じ、
晴海・豊洲ルート用BRT停留施設 2バース
一般のバス停留施設 2バース(空港アクセスなど?)
このほか、すでに環状2号下り線の事務棟前に設けられるBRT停留施設(1バース)のイメージも公表されている。
(清水建設)
感想・まとめ
2バースということは、将来は晴海・豊洲ルートでの2方面運行(東京駅方面と虎ノ門方面)を見据えてるってことかも。実際には乗車専用、降車専用のような使い方になるだろうけど。
あと、晴海・豊洲ルートに連節タイプの車両が導入されるかもしれないというのは、今回のイメージの新しいポイントかな。
停留施設は残念。このイメージとすると運賃車外収受はできない。
(中の人撮影)=江戸バス停留所
でも、1時間に6本しか運行しない東京BRTのスペックを考えればこれで十分。
そんなところか。
このイメージが作られたのは3年程前の可能性がある(確証はない)点には注意が必要。
参考
民間都市再生事業計画((仮称)豊洲六丁目4-2,3街区プロジェクト)を認定(国土交通省)