中央区佃2丁目の再開発の動きについて、ネットに関連すると思われる資料が上がっていたので、興味津々で見ておこう(2019/1/21)。
(建設通信新聞)
再開発概要
全体イメージ
(愛する月島を守る会)
再開発規模
(建設通信新聞)
道路中心線ベースで約1・8ヘクタール
宅地面積の合計では約1・4ヘクタール
容積率750%で計算して容積対象面積は約10・5万㎡
商業施設 約3万㎡
住宅・宿泊施設等 約7・5万㎡(住宅であれば600~700戸規模)
ただ住宅・宿泊エリアについて、全体イメージとゾーニングのイメージがあっていない。
商業施設イメージ
保育園と各種学校などの教育施設
カルチャー教室
ミニシアター、演劇・伝統芸能を鑑賞できる小劇場(100人定員程度)
子育て、健康関連施設
※商業施設のイメージを見ると、
テナント部分は1~4階、その上の5~8階は駐車場(?)、屋上は広場と駐車場を併設という感じ。
しかしこれだけの規模の駐車場(?)、商業施設にアクセスする車両動線はどうするのだろう。中央大橋の通りは片道1車線。渋滞すると都営バス路線が死ぬ。仲通りは生活道路。こちらには設けられない。とすると、清澄通り側に出入り口を設けるしかないのにそれが見当たらない。
まだイメージということで疑問を示すにとどめておく。
都市型住宅イメージ
(愛する月島を守る会)
一部は賃貸住宅として固定化を防ぐ
※こちらもイメージをみると4045階前後になっている。「前後」というのは商業施設の屋上から3034~35フロア程ということで、階高などから正確なところは分からないということ。
宿泊施設イメージ
特になし
大規模広場イメージ
平常時 商業施設と連携した地域イベント(フリーマーケット、ビアガーデン、小中学校の吹奏楽部の発表、地元団体パフォーマンス)/町会の催事
非常時 災害時一時避難、防災拠点機能
地域イベント、非常時の避難場所に
菜園や花壇
スケジュール案
2019年 3月末~ 準備組合設立
2019年 都市計画
2020年 3月末~ 事業計画作成、基本設計ほか
2021年 3月末~ 権利変換ほか
2022年 3月末~ 工事
感想・まとめ
すでに勉強会は6回を数えているらしい。
人口増加はプラスに働くものの、過剰な人口密度はマイナスに働く。
この地域の人口はもう十分なので、既に住んでいる人の生活環境の向上に貢献するのであれば、いいのではないかな。
追記(2019/01/22)
この界隈の話、ずいぶん前からあったらしい。
リーマンで頓挫した。
その後、復活したということか。